焼岳北峰(中の湯から周回)

前日の御嶽山から続き、翌日は上高地近くにある焼岳へ。

夜明け前から行動したかったが、ヘッドライトがないのでこの日も夜が明けてから。

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5時半に車を出発。周りは続々と登山者と思われる車が来る。

登山口に到着。

車から植物。生命の力強さを感じる。

序盤から急登だが不思議と体が軽くサクサクと進む。睡眠て大事だなあ。

自然の椅子。

急登を越えると一休みと言わんばかりの平らな道が続く。

更に進むと広場のようなところに出た。そこから焼岳!南峰は立入禁止なので北峰のみだが…右の山に隠れて見えないようだ。

広場から再びの急登だ。天気もよく風もない。穏やかな気候でガシガシ進める。

真ん中が北峰かな?

よく登ってきた。稜線が幾つも重なり朝もやでより一層神秘的な景色だ。

硫黄の香りがする。

めちゃ湯気が出てるけど!

やっとこ稜線に出た!南峰…行ってみたいけど仕方ない。

登ってきたところはもう影に隠れてしまっている。

あと少し!

立入禁止という簡単なルール破って自己満する輩もいるわけで。ああいうのは何かあっても助けないでほしいわ。

気を取り直して山頂へ!

7時半。焼岳北峰山頂に到着!

360度の超大展望!風が強くて寒いけど!

笠ヶ岳

穂高連峰槍ヶ岳が小さく見える。

左下には上高地梓川。どーんと大きな山は霞沢岳?

登ってきた道。

南峰。

何度でも見てしまう。槍ヶ岳へ続く稜線。

いつか行きたい笠ヶ岳

焼岳の山頂は以外にも広い。

 

もう少し長居したかったが風が強く冷たい。それでも十分休憩を取ったのでそろそろ出発。

道にはところどころ湯気が出ている。石を触ると温かい。

北峰と南峰。

ザレた急斜面の下山道。

至るところで湯気が出ている。

あっという間に下りてきた。

中尾峠にある、こんもりしたお山はなんだろう。

苔山だ!

ズブズブ入っていくw気持ちいいいw

焼岳…アッという間だったなあ。

ここから少し藪に入っていくようだ。

8時半。焼岳小屋に到着。全然疲れていなかったのでこのまま前進。

ここからでもまだまだ焼岳が見える。

藪を突っ切って…。

ロープ場や

梯子がご登場。つか梯子長っ!

梯子2掛け!な場所だった。

危なそうだがしっかりと整備されている。

急斜面の下りが終わったのか穏やかな道になった。

つーことで9時半。登山口到着!

今まで静かだった音が人の喧騒を見せるエリアに入った。

ウェストン碑。

のんびり梓川沿いを歩く。

有名な河童橋に到着。先程登ってきた焼岳が見える。

人で溢れた河童橋から少し離れたところから。

河童橋穂高連峰

西穂高

 

ジュースでも買って荷物整えてからバスに乗ろうと考えていたが、10:04。バスターミナルに着いたらあと少しで発車というバスが来ていた。慌ててチケットを買って落ち着くまもなくバスに乗車。

 

10:18。「中の湯バス停」で降車。ここで終わればいいのだが、車まで戻らないといけない。

中の湯バス停から意外にもいい景色が見れた。

ここから延々とロードを歩かねばならない。

1号カーブから始まって10号カーブ。まだ車にはたどり着けないのか!

バス停から1時間。延々とロードを歩いてようやく車に到着!最後の車道歩きが一番きつかった!

 

軽く着替えなんかをしてどこの温泉に入ろうか。沢渡近辺の日帰り入浴を考えたが、日曜日ということもあって、どこも混み合っていた。

ダメ元で白骨温泉に行ってみるか!

やってきたのは「煤香庵」いぜんここで昼食を食べたことがあるが、温泉はどうだろうか。

貸し切りだった!景色もよくゆっくり浸かれて最高だった。

せっかくなのでここで食事。暑かったのでさっぱりした蕎麦に。

さーて夕方近くから夜まで大渋滞になる上りの中央道はどうしようか。

とりあえず途中の道の駅でのんびり時間を潰す。そろそろ日が暮れる時間になったが渋滞はまだまだ健在だ。寝るのも飽きたので行けるところまで行くことに。

で、さんざん地図とにらめっこして急がば回れだ。中央道で双葉jctまで行きそこから静岡方面へ南下。その後一旦一般道に下りて箱根越えして帰宅。帰宅しても中央道の渋滞は解消されていなかったのでこのルートは正解だったようだ。

 

天気がよく満足の行く2日間の山行だった。これを恒例化していきたいが…。

御嶽山(黒沢口・中の湯から周回)

ちょっと遠出の日帰り登山1泊2日を恒例化していきたい。前回は乗鞍岳・恵那山でとても満足の行く山行ができた。

今回も天気が良さそうな日に狙いを定め、土日で登り月曜に有給休暇。

紅葉シーズンだから駐車場が埋まることへの恐れと、早めに床についても平ヶ岳のときのように眠れないかもしれないので、現地の駐車場で寝よう!という計画。

 

そうと決まれば早速行動。金曜の21時半に神奈川を出発。駐車場までえらい道幅の狭い林道のようなところを走ったが、本当に合ってるのかこれ?

何はともあれ1時半に駐車場に到着。登山口が一番近くてトイレのある駐車場は残り4,5台で満車って状態だった。あぶねーあぶねー。

見上げると満天の星空。空気がひんやりしていてキリッとして気持ちがいい。

トイレトイレっと…。あれ!?ヘッドランプが無い!どこを探せど見つからない!どうやら忘れてしまったようだ。これはやっちまった。駐車場に外灯はないため心許ないがスマホのライトで。

無いものは仕方ない。とりあえず寝る!

 

4時半に起きたがまだ十分暗い。早めに出発しようと思ったがヘッデンが無いなら明るくなるまで待つしか無い。つまり二度寝だ。

5時。薄っすら明るくなってきたので朝食を取り出発準備が終わる頃にはライト無しでも問題ないくらいの明るさになった。

 

5時半。それでは出発。

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登っている途中から本日の朝日!明るいって素晴らしい!

飯森小屋。廃墟同然なんだが…。

サクサク登りロープウェイ組との合流地点。流石にロープウェイ組との合流はなかったけど。

七合目の行場山荘に到着。軽食が取れるようだが流石にまだ開いていなかった。6時前だし。

安全祈願!

すっかり陽も上がり雲海もお目見え。

ちょっと枯れてるかな?

6時半。八合目の女人堂に到着。ここも開いてなかったがちょっくら休憩。

奥には見えるのは御嶽山山頂かな?

ところどころ色味がかかっている。

抜けるような真っ青な空。あの当時もこんな天気だったのだろうか。

近づいているようでなかなか近づけないw

緑がなくなり岩だらけの道になった。

石室山荘に7時15分。道がなくなったけどこれどうすんだ?

て思ったら中が登山道になってた!こんなことは初めてだ。

あ、同じストーブ持ってるw

山荘を出ると荒涼とした景色に戻った

氷が張ってる。通りで寒いわけだ。

至るところで慰霊碑や仏像が置かれている。今まで訪れた山とは雰囲気が少し違う。神妙な空気というか、浮つくような気分にあまりさせない少しピリ付いている空気がある。

もう少しで山頂だろうか。

シェルター。

では頂へ参ろう。

山頂からは立入禁止区域の王滝頂上周辺が見える。

登ってきた方面。天気も眺望も最高だ。

って、まずは山頂だ!

8時前、御嶽山山頂に到着!意外と早く着いた。

噴火による影響で一ノ池・ニノ池が完全に干上がっていた。

眺望が良すぎて何度でも見てしまう。

微かに富士山も見える。

時間があったら登ろうと思っていた継子岳も。時間があるので行きますが。

山頂にも一応シェルターがある。

 

山頂はそれほど広くないし、あまり長居する気にもなれないので移動だ。

通る先々で鐘があったら鳴らして行く。

ニノ池とニノ池山荘。ニノ池はサラサラの砂地のようではなくどろどろして泥濘んでいた。

ある程度行動範囲は制限されているようだ。

二の池ヒュッテ。まだまだ元気なのでこのまま摩利支天山へゴー。

広大な広河原のようなものが見下ろせた。

眼下に見えるのはどうやら賽ノ河原らしい。ここを真っ直ぐ進む。

左に視線を移すと摩利支天山と思われるところも見える。

その奥までまだまだ続いているようだ。それにしても賽ノ河原がめちゃ広い!

ぐんぐん下り8時半に賽ノ河原に到着。

賽ノ河原を突っ切ったところに白竜避難小屋がある。ご丁寧にそこには案内図があった。

三ノ池が見えた。コバルトブルーが眩しい。

振り返ると先程までいた御嶽山

展望台がある。

てことで展望台。360度大眺望だ。

しばし景色を楽しんだあとは目的の摩利支天山へ。予想と反してけっこうアグレッシブな岩場が楽しめる。

9時。摩利支天山山頂に到着!

めっちゃ地平線!

賽ノ河原。

御嶽山

摩利支天山までの道のり。左には継子岳。

 

戻っている途中、イワヒバリ発見!

雷鳥も!マジかー。

摩利支天乗越まで戻ってきた。ここから継子岳方面へ下る。

なかなかいい感じの道だ。

三ノ池の表面が風で少し揺らいでる。

五の池小屋に到着。

これびっくり。リゾート地か何かかな?w

目指すは継子岳だ。

風景がガラリと岩場に変わった。

10時。継子岳山頂に到着!疲れたけど気持ちの良い歩きだった。景色もいいし風もほぼないので、ここでガッツリ休憩だ。

景色もバッチリ。御嶽山摩利支天山、眼下には四ノ池。ちなみに五ノ池は先程のリゾート宿:五の池小屋のすぐ下にある。

 

十分休憩を取ったので、そろそろ下山モードに入る。

まずは四ノ池まで降りる。意外と植物が多く荒んだ印象がない。

きれいな沢を渡渉後、

まさかの登り!しかも割と急登…。

登りきったところで振り返る。四ノ池と継子岳。

向かう方向には三ノ池。

左に鳥居が見えた。近くまで行けるんだな…行かんけど(おい)

八合目の女人堂を目指して進む。

三ノ池を過ぎると、高度感のある道…ちょっと怖かった。

鎖を頼りに渡渉する。雨の日は絶対に通りたくない!

こんな巨岩も転がってきたのかよ…。

一息ついたら今度は崩落したのか?と思える箇所を通る。

女人堂が見えた!

振り返って「よく歩いてきたなあ、すごいぞ俺」と自画自賛に浸る。

秋…終わりかけかな?

女人堂からの下山。朝の静けさは一体どこへ?ってくらいすごい人だった。行場山荘も混んでいたのでスルー。空いてたらちょっと休んでお餅を食べようかと思ったけど。

ロープウェイ組との分岐を過ぎると急に人が少なくなった。

なんにせよサクサク下山し13時半前に駐車場に到着!

疲れた!でも気持ちの良い山行だった!

 

少し駐車場でダラダラ過ごし…さて下山後のお楽しみの一つ温泉だ!

ロープウェイ方面へ車を進めると、他の駐車場もほぼ満車。それはそれとして、これまたなんとも走りやすい広い道!来たときの狭い車道は失敗したなー。

 

やまゆり荘の日帰り温泉でサッパリ。コロナ対策で休憩室が使えなかったのが残念だが。その後は、せっかくだしということで「青い塔」でヒレソースカツ丼

柔らかくてとっても美味しかった。

混んでなくてよかった。駐車場は5台も止められるかどうかって広さ。

 

翌日は焼岳登山!なのでめちゃのんびりと上高地方面まで進み、22時に中ノ湯登山口到着。しかしすでに10台以上が駐車中!ネットで中ノ湯登山口は駐車の場所取りがシビアと知っていたので早めに来たが22時で良い場所は埋まっていることに驚きだ。

少し戻ってそれなりに広いスペースを発見したので、帰りを考慮してバックで駐車。とりあえず場所が確保できたので安心して寝る。

越後妻有大厳寺高原キャンプ場(新潟)

平ヶ岳登山の翌日。

天気が怪しいなあと思いつつ車中泊した「道の駅 南魚沼」を出発。途中、711で朝食を買い込み巻機山登山口となる「桜坂駐車場」に到着。平日でどんよりした雲が空一面に広がっていて風もある。

 

しばらく考える…駐車場でそれなりに風があるんじゃ稜線上は更に強い風が吹いているだろう。おまけに山頂からの眺望は望めまい。

…今回は止めよう。

 

そうと決まれば丸一日暇になってしまった。

とりあえずゆっきりできる道の駅へ戻ろうw途中、「登川河川公園」でキャンプができるらしい。無料で良さげな場所だ。

 

「道の駅 南魚沼」から巻機山が見える!案の定、厚い雲が広がっている。

暫くしたら山頂に雲がかかり始めた。まーまたの機会だなあ。

しばらく周辺をドライブしてたら八海山がよく見えた。雲もないしこの日に登ってたらさぞ気持ち良かっただろう。めちゃめちゃ暑かったけど。

 

腹減ったので「城山食堂 一本杉店」へ。

醤油ラーメンに玉ねぎトッピング。麺にスープが絡んで旨い。

更にブラブラし、「ハツカ石温泉 石打ユングパルナス」で日帰り温泉。夜にまたまた「道の駅 南魚沼」に戻り(?)車中泊。夜から台風が来るとか…。それでも意外と車中泊組がいることに驚き。

 

朝になっても天気は回復していない。とはいえ腹は減るので道の駅にある食堂でご飯。

次の日にキャンプをするので「越後妻有大厳寺高原キャンプ場」に予約。

とうことでダラダラと車内で時間を潰しこの日は終了…。

 

さていよいよキャンプの日。天気はどんより曇り空。道の駅近辺にあるスーパーで買い出しし、改めて出発!

途中からすれ違い困難なくらいの細い道を進んだ先に急に広いところに出た。13:00受付に到着。

薪だけ買いテント場所へ。

池…沼(?)沿いにしようと思ったらパリピのグルキャンが来たので他の場所を探す。てかここグルキャンOKなんかよ。早くキャンプブームが落ち着いてほしいもんだ。

高台に移動…意外と良さそうだ。静かだし沼も見下ろせて眺望もなかなか。

沼が見える場所と奥は前日の雨が残っているのかまだびしょびしょ。なのでちょっと奥まった場所に設営。

天気もすっかり良くなった。

奥にバンガローと炊事場。

てことで炊事場。

広くそこそこきれい。

左の建物はトイレだがトイレに見えないのが良い。。

こんな感じの立地。なかなか良い。

ちょっと早いけど焚き火開始。

運転もしないので新潟のご当地ビール

プレゼントで貰ったB6君を初使用。

少量の調理に便利だ。

夜の帳が下りてきた。

いい景色だ。

早々に寝て翌朝。天気は良さそうで、ちょっとのんびりする。

キャンプ場を散策。

沼近くのトイレはウォシュレットトイレでお湯も出るし充電もできる。

テントの奥にあったバンガロー辺り。ここも眺望良し。

アートが所々で設置されている。

この広い場所もテントサイトらしい。

「ナステビュウ 湯の山」の日帰り温泉でサッパリ。人も少なく露天風呂が最高だった。

山は1座しか登れなかったが、キャンプもできたしまあ良しとするか。

めちゃ安い塩沢のガソスタで給油し、のんびり帰宅。

平ヶ岳(鷹ノ巣からピストン)

念願の夏季休暇となったがどうも連続して晴れが続く予報ではない。おまけに台風接近と来ている。

そのためテント泊は中止し日帰りできる山に限定。日帰りだけど時間はあるので長時間山行…まずは「平ヶ岳」。山頂まで距離があり、またルート上テント泊や避難小屋もないらしい。なので日帰りする山では難ルートとなるようだ。ぶっちゃけ技術よりも体力勝負!って感じだ。

2座目は「巻機山」。以前の越後駒ヶ岳の登山の翌日に登ろうとした山だ。

台風が近づいているが、合間の晴れを狙って決行!

 

平ヶ岳」は登山口となる「鷹ノ巣登山口」までのアクセスが長い!行動開始は早めにしたいから、当然ながら登山口に到着する時間も早くしたい。せめて4時には。

そうなると22時には神奈川を出る…。

 

ということで早めに床についたが全く眠気が来ない!いつまで経っても寝れないので、寝ることを諦め準備をし21時に神奈川を出発!急がば回れなのか、栃木方面から向かうほうが早いようだ。

ドライブ中、尾瀬への入口がこんなところにもあるのか、と新しい何かを発見したような気持ちになりながら進むと、急に幅が車一台分の道になった。途中、待避所があるものの狭い道が延々に続く。「どうか対向車が来ませんように」と祈りながら進み、3時に鷹ノ巣登山口に到着。駐車できるのは20台ほどだと思うが、その半分がすでに埋まっていた。皆さんお早い。

 

長時間の運転からようやく休むことができて、これで寝れるぞ!と思ったが…まあ寝れない。うとうとするがそれだけだった。

 

5時になると外が薄っすら明るくなっていたので、そろそろ出発だ。本当は4時半に出ようかと思ったがダラダラしていたら5時になってしまった。

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序盤は林道歩きだ。熊よけの鈴を鳴らしながら、見上げると雲はあるが広がってはなさそうで、しかも薄い。

暫く進むと本格的な登山道が現れた。そして急登が歓迎してくれた。

ヒーヒー言いながら進んでいくと、ザレ気味の痩せ尾根に到着。

尾根伝いに進んでそのまま右に行くのかな?なんて甘い考えで景色を見ていた。

青空も見えるし、これは期待するしか無い。

急傾斜のロープ場や岩場が連続して満を持して登場。

今回はピストンになるので、こりゃ帰りは大変だなんて思っていた。

落雷でもあったのだろうか、木が見事に砕けていた。

進んでいるようであまり進んでいないような…。

登っては下りのアップダウンが連続する。

これから目の前の急登を行くのかゴクリ。

振り返ると歩いてきた稜線が遠くまで続いていた。

いい眺めだ。いい眺めなのだが薄っすらした雲がなかなか取れないなあ。頑張れ青空。

1時間半で急登を登りきり、「下台倉山」山頂に到着!

あーーー疲れたー。

尾瀬方面には厚い雲が広がってきている…ように見える。

燧ヶ岳は雲に覆われてしまった。

7時半前に「台倉清水」。水場は見当たらないし、給水するつもりもないのでスルー。

どうやら山頂までの距離は半分越えたようだ。

うーん、全く見えん。

太陽の恵みが足りない!晴れろ晴れてくれー!

行先は雲で真っ白。ついでに両側が薮で覆われて風の通りが悪くなり、蒸し暑くなってきた。

再び現れた急登を越えると木道が現れた…これはそろそろ山頂なのでは!?

山頂ではないが台地に出た!あーつっかれたー!どうやらここが「池ノ岳」らしい。見事に標識を撮り忘れたが、8時40分到着だ。予想よりも早く着くことができたぞ。

風が強く雲で覆われていて何も見えないが、とりあえず平ヶ岳山頂を目指す。

9時。ようやく「平ヶ岳」山頂に到着!長かったー!

山頂でめっちゃ休憩しようと思ったが、山頂は狭く強風が吹きつけてくるため、一息入れて出発。

そしてよくわからん方向に足を踏み入れた。

広く平らな理由は…以下略(おい)

ここが行き止まりのようだ。軌跡が付いているが…。

 

この勢いで「玉子石」へ!

山頂台地の水場。

これはちょっと厳しいw

広くて気持ちがいい。これで風が穏やかで晴れていれば最高だった。

僅かな時間、先程までいた平ヶ岳が顔を出した。本当にのっぺりした山頂だ。

池塘が波打っている。それくらいの強風ってこったです。

どこまででも続いていそうな木道だ。

9時半。写真でしか観たこと無い「玉子石」発見!

近くで見ると意外とまん丸ではなかったwよく転がり落ちないなこれ。

ここでちょろっと休憩。だが狭いし、タバコ吸ってるアホがいたので早々に撤収。

ちょっと雲が取れてきたかな?相変わらずの爆風だけど。

部分的に紅葉している。

池ノ岳に戻ってきた。

台風直前ということで山頂付近は爆風&ガスガス。それでも短い距離で平ヶ岳山頂を目指すプリンスルートの人もいたのか、意外と登山者は多めだった。

 

10時。下山開始と行こうか。

気持ちよさそうな稜線。

その奥に見えるのは奥只見湖かな?

ここらあたりで大休憩。ほとんど休憩を取っていなかったので流石に疲れた。

一部にだけ光が差していて神秘的だ。

さて行きに登ってきた急登の稜線を激下りだ。

両側が落ちた痩せ尾根。おまけにザレてる。疲れているからこそ慎重に。

この辺りから雨が降ったり止んだり。面白いことに「後少しで車に到着なんです。お願いだからそれまで止んでください!」て強く思うと止んだwこれを繰り返す。

が林道に入ると雨は止むことを止めた。

13時すぎ。無事に登山口に到着できた。達成感がある山行だった。

 

少しゆっくりしようかと思ったら、羽虫が五月蠅し雨もシトシト降っていて蒸し暑かったので、着替えもそこそこに新潟へ向けて出発。

さてここからの道路も狭い道が10キロ以上続く。正直登山より運転に神経を使って疲れる。

銀山平温泉 白銀の湯」に到着し汗を流す。タイミングが悪かったのか、めちゃ混んでたなあ。

 

今回の山行に関しては、かなり身構えていたが「皇海山」のクラシックルートのほうがハードだったのでちょっと拍子抜け。それでも久しぶりの長時間山行は楽しかった。

 

めちゃめちゃ腹減ったので「塩沢そば処 田畑屋」で夕飯。天ぷらも蕎麦も美味しかった。時間が中途半端だったのかそれほど店は混んでおらず、ゆっくり食事ができた。

翌日は天気が良かったらいよいよ巻機山へ。

でも天気予報が怪しいんだよなあ…。

乾徳山(徳和から周回)

まさかの寝坊!一瞬「めんどくさ!今日は止めちゃおうかな」って思ったけど準備は万全だし残日に早く寝た意味がなくなる!速攻で支度をし4時半に出発!

 

途中、コンビニがあるところまで戻ったりと要らない時間を取られ2時間ほどで徳和バス停にある駐車場に到着。6時半。駐車場は半分ほど埋まっていた。ちなみにトイレや自販機があるという良心的な駐車場だった。

おにぎりをパクついて7時前に出発!

www.yamareco.comなるべくなるべくグルリと周回をしたいので、周りの登山者とは違う方向へ。

一番下に書いてある道満尾根から登るので右へ。

住宅街を抜ける途中で多くの花々を楽しめた。

ロードがなかなか長い!まあウオーミングアップと思えばこれはこれで良いのでは。

獣よけの柵を超え、

やっと登山口に到着。ここまで駐車場から10分ほど。

ガスがかかり鬱蒼としているが神秘的だ。

黙々と急登を進む。こういうのは悪くない。

8時前に道満山山頂に到着!広くて良いところだが眺望はない。

ん?道路が見えてきた。

再び急登が始まるが、陽の光が指してきた。

林道をまたぐ箇所が幾つかあった。またいで急登か巻き道の林道で進むかだ。林道はつまらんので当然急登で!

開けた場所に出たが…なんだこのどんよりとした天気は。今日は晴れと聞いていたのだが。

岩が多くなりガスも濃くなってきた。

すると突然、眼を見張るような開けた場所に出た。

こりゃ気持ちいい。雲が微妙すぎだが涼しいし開放的で気持ちがいいので良しとしようか。

月見岩…この開けた草原でテント泊したら最高だろうな。

向かう先はガスったままだ。

扇平に到着。目指す乾徳山まで1時間らしい。

手洗石…ただの窪みのように見えなくもないが手を洗うにはちょうどよい窪みから来たのだろうか。

ここからまた樹林帯に入る。

そして鎖場や岩場が多くなった。

登っては下り…これを繰り返す!w

緊急避難場所にもなりそうと思ったが小さすぎて雨風はほぼ凌げないだろう…。

もう少しで山頂では!?これは迂回せずに真っ直ぐ進む。

この絶壁を登る!

鎖もホールド箇所もあるのでそれほど問題なかった。

9時半、乾徳山山頂に到着!

ガスガスでちょっとガッカリなんだが?

天気に文句を言ったて仕方ないので、山頂で大休憩。ニトリの「超保温・保冷ボトル」でカップラーメン。これがまた保温バッチリ。日帰りはガスバーナーではなく、これで間に合いそうだ。ちょっと嵩張るけど。

 

いつまで待っても相変わらずのガスなので10時すぎに出発。

しばらく進んだところから振り返ったがわずかに青空が見えた程度だった。

徳和へ戻るので左へ。

先程の標識から先が平らの岩で雨に濡れている箇所が多く思うように進まない。てかちょっと怖い!

11時。「高原ヒュッテ」という避難小屋に到着。あー疲れた。

小屋の後ろでは鹿が優雅に食事中。

天気いいな本当に!

が、山頂方面は雲が多い。

国師ヶ原に到着。

銀晶水とう水場に到着。これから登るって人たちで賑わっていた。

キノコの群生!食べられるキノコだったら最高だなこれ。

駒止…よくわからん。

ようやく林道に出た。随分下の方で沢の音が聞こえる。

神社で安全に下りられたことの感謝と帰宅の安全祈願。

12時すぎ、駐車場に到着!汗びっしょりなので飯の前に風呂だ!

車で10分ほどのところにあった「みとみ笛吹の湯(510円)」。タイミングが良かったのか貸切状態。温めの湯で長く浸かれて最高だった。コロナ対策で寝転がれる休憩室がなかったのが残念だ。

食べようと思っていたラーメン屋が混んでいるようだったので、少し遠回りでドライブをしながら帰宅。

が、流石に腹が減ったので厚木PA豚丼で満足を得た。

 

越後駒ヶ岳(枝折峠からピストン)

なんだか無性に山に登りたい!て衝動に駆られたが、ホームマウンテンの丹沢は夏の時期はヤマビル祭りだろうから却下。どうせなら登ったことがない標高の高い山で行けそうなところ…地図と睨めっこして、越後駒ヶ岳に決定!余力があれば巻機山も!

 

ということで0時半に神奈川を出発して、新潟に着いたことには土砂降り!嘘だっ!

越後駒ヶ岳の登山口は雲海で有名らしい「枝折峠」。これまたアクセスが面倒。国道352が一部通行止めのため、奥只見シルバーラインで少し遠回りして5時前に到着。土砂降りから小雨になったが、駐車場はほぼ満車。雲海ハンターか登山者なのか定かではない。駐車場内にはありがたいことにトイレが併設されていた。

 

天気予報は晴れって言ってたけど!?現実は雨だ…仕方ない。小雨からもう少し弱くなるまで待とう。というか今回は単純なピストンだが距離があるようなので、それほど遅い時間まで待ってられない。

 

…6時半。

もう限界だ!霧雨にもなってるし出発しよう!

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これほんとに晴れるの??ってくらい雲が厚い。

見つけにくかったがトイレの脇に登山道があった。

遠くは雲が薄そうに見えるんだよなあ。

向かう先は真っ白!驚きの白さ!

ゲイターなかったら足元はびしょびしょ。

「銀の道」からも来れるようだが終点はどこだろう?とにかく今回は左へ。

十合目に「大明神」のお堂?とりあえず安全祈願。狭いが一時避難場所として使えそう。

7時に明神峠に到着。

相変わらずの視界だが雨は止んでいた。

道行山?その分岐?とりあえず先へ進もう。

小倉山に到着!この辺りから時折、日が差すようになってきた。

青空広がれ!うおおおおおおお!ってやっぱり山で青空見るとテンション上がるなあw

百草ノ池。

遠目からちょろっとだけ。とくに感動はない(おい)。

稜線に出た!てか森林限界!晴れてる!青空バンザイ!

雲が全て取れたって訳じゃないけどね。8月も下旬だってのに残雪があった。

天気がいいと体が軽くなった気がする!日差しが直接当たるようになって暑いけど!

9時半。駒の小屋に到着!ここでポカリを買おうと思ったがビールしか売ってないんだとw予想外過ぎたわw

流れ出るちょう冷たい水をがぶ飲み!めちゃ飲んだ!うますぎたわ。

水の補給をして元気出たし山頂を目指そう!

右端が山頂か?ロックオン?

分岐に到着。これを右へ。

後ちょっと!

中ノ岳方面はまだ雲の中だ。

10時前。越後駒ヶ岳山頂に到着!雲海の景色もありでしょ!

これだけ苦労してきたんだ!せっかくだから記念に。

ここでしばし休憩。おにぎり頬張りながら景色に見とれる。

山頂はそれほど広くないし十分休憩できたし登山者もちょいちょい登ってきてるし日陰無いから激暑だし、そろそろ行くか!

お花畑。

小屋の向こうは見事な雲だなあw

当然下山方向も!しかしテント泊する人が割と多いようで大荷物背負った人とけっこうすれ違った。

最後に目に焼き付けてこう。雲が多めだったがいい景色だった。

トンボさん。もっと羽虫を食べてくれたまへ。応援してるぞ!

登りも下りも立ち止まると耳元でブンブンうるさい羽虫が纏わりつくんじゃ!

下界のほうが雲ってるかな?

きもっ!なにこれ!なにかの卵??

それとも可憐な花に化けるん?…なんかこの花っぽいなあ。違うかもだけど。

だいぶ下ってきたぞ!晴れてる晴れてる!

登山者のヒッチハイカーAさんに声をかけられ、一緒に行動することに。なんでも八海山から中ノ岳、越後駒ヶ岳と越後三山を縦走してきたらしい。が想定していた下山ルートが通れなくて困っていたとのこと。

 

13時すぎ。駐車場に到着!疲れたー!

水を2リットル持っていったが空っぽ。危ない危ない。風がそれほどなく雨上がりのせいか非常に蒸し暑い山行になった。

同じルートで登りと下りの時間がほぼ一緒て…。暑さと下りはホント苦手だ。

蛇を4匹ほど遭遇。止まると虻か何かが纏わりつくためなかなかゆっくり休憩することができなかった。

駐車場に自販機があれば最高だったけど…無いので耐えるしかない。

枝折峠を下りた後に見つけた自販機のコーラでAさんと乾杯。さいっこうに美味かった。

Aさんは新幹線で帰るようなので最寄りの駅でお別れ。

 

駒子の湯でサッパリしたがコロナ対策のため休憩所でゆっくりできなかった。外は暑いし車中泊なんて無理!ウェアも汗でベトベトだし!巻機山はまた次回!てことで帰る前にカロリー摂取しよう!

美味しそうなラーメン店を湯沢で発見!「越後らーめん維新」。とうに昼時は過ぎていたが客は絶えない。

めっちゃ腹減ったので大盛りと餃子。

帰りは少し渋滞に巻き込まれながら帰路へ。

巻機山はいつになるかなあ。

一泊二日の熱海・箱根旅行

誕生日を祝ってくれるというので熱海へ。

途中で朝飯。

国道1号線沿いにある「大磯大衆食堂 えびや」。値段の割にボリューミー。

 

熱海の繁華街から脇道に入り急坂を登る。その先にあるのが宿泊する「熱海スプリングテラスホテル」。駐車場はちょっと狭く止めにくい。

受付を済ませ、中に入ると綺麗だが普通のホテルといった印象…と思ったが何やらこだわりを感じるところがそこかしこに見られた。

肝心の部屋はというとめちゃ「和」だ。

これは生花かなにかするところだろうか。

部屋はこれまた広く清潔感がある。

洗濯機まであった。

障子を開けるとちょっとした廊下と洗面台。

中庭まで!…残念なことに庭には降りることはできず眺めるだけだった。

風呂。なんと温泉が引いてあった。しかも開放感がありつつ周囲は木に目隠しされて気にならない。

テンション上がりまくりな状態で今度は屋上へ。

眺望良し!熱海城も肉眼で確認できた。時期によっては花火も見えるとか。

無料で卓球ができたので楽しんだ後は、散歩がてら「來宮神社」へ。

落ち葉をハートマークにするのが流行りなのだろうか。

雰囲気のいい小道を発見。

ご神木だろうか。見上げてしまうほどのひときわ大きな楠木!

見るもん見たのでせっかくなので海へ。

このまま熱海駅まで商店街を覗きながらぶらぶら歩き、再び海へw

熱海というと個人的にはこの印象が強いw

原作の「金色夜叉」は読んだことも観たこともないけど。

今回のホテルは素泊まりなので「ひさ花」という居酒屋で夕食。

随分と賑わっているお店のようで予約がない人は断られていた。料理は美味しいのだが、座ったカウンターがとにかく暑い!

冷房が効いていないのか、かなりの暑さで長居はあまりしたくないなと思ってしまった。

ちなみに店は「酒処 おはな」という店に代わったようだ。

 

ホテルに戻るにはちょっと早いということで海へ。

夕日は見れなかったが良い夜景が見れた。

部屋に戻り地ビールを飲みながらまったり。

 

翌朝はもちろん朝風呂だ。温泉だし。

のんびりした朝を過ごし、「十国峠」へ。

ケーブルカーでぐんぐん標高を上げていく。

下界よりはかろうじて涼しいためか、まあまあの人がいた。

眺望は最高だ。時折吹く風も心地よい。

熱海方面。

ただこんな感じなので日陰がない。

 

お次は三島の「SKYWALK」。ここも彼女が予約してくれていた。ありがたやありがたや。

高いところは涼しくて良い。

床はガラスではないからそれほど怖さは感じなかった。

反対側は店が多く賑わっていた。

スカウォークソフトクリーム!うめえ!

朝からろくに食べてなかったので、フードコートを発見。

食べたトマト麺がこれまた予想以上に美味しかった。

まだ日が高いぞ!

ということで帰り道にある芦ノ湖で遊覧船。

箱根神社と…上は駒ヶ岳だろうか。

たぶん駒ヶ岳。下の立派な建物は謎。

遊覧船を楽しんだ後は小径に入り、

関所まで。

 

汗でベトベトになったので「箱根の湯」で日帰り温泉。箱根の中ではそれほど高額ではない印象。露天も広くゆっくりできた。

 

夕食も外でとってしまおうということになり、平塚にある「磯っぺ」で蕎麦を注文。夕食時間を過ぎていたにも関わらず後から客がチョロチョロくる。味は普通って感じだ。値段はちょい高め。

色々計画してくれた彼女に感謝。充実した一泊二日旅行だった。

紫陽花の鎌倉へ

紫陽花とTVか何かで見た豆腐ハンバーグを目的に鎌倉へ。

 

まずは豆腐ハンバーグの「鎌倉六弥太」へ。11時半に店に着くとすでに長蛇の列。こんなに人気がある店なのかと驚く。

ようやく入店できたので注文したのは「鎌倉バーグ御膳」。正直、ヘルシー料理には興味ないのだが、これがまた美味しい。ハンバーグはしっかり歯ごたえがありボリューム満点。味も申し分なし!ご飯大盛りは無料だった。

 

さて、腹も膨れたことだしということで紫陽花を見に行こう。明月院は大混雑の予想が取れるので長谷寺へ。途中の「鎌倉小川軒」でレーズンウィッチを買い、あとは商店街をひやかしながら歩いて14時前に到着。ここも大勢の観光客で溢れていた。

何かの特別拝観のチケットはすでに売り切れだった。見るなら午前中にということかな。驚いたのが拝観料がクレジットカードで払えた!寺も進まなきゃいけないんかなwたぶんコロナ対策で導入したんだろうけど。

人で溢れている境内を見学。

苔もいい感じだ。

低いところから見ると卍がわからないがこちらの方が好き。

生憎の曇り空だが眺望はそれほど悪くない。

人気スポットになっていた可愛らしいお地蔵さん。

お次は大仏を拝みに「鎌倉大仏殿高徳院」へ。

久しぶりに間近で見たは、大仏。迫力あるねえ。

昔は中に10円かそこらでは入れたが、コロナ対策だろうかこの時は入れなかった。

まだ時間が少しあるしってことで最後に稲村ヶ崎へ寄ってのんびり休憩。

何度も鎌倉へは足を運んでいるが飽きない街だ。

恵那山(広河原からピストン)

前日に乗鞍岳へ。その後、SAで車中泊し、日の出前に出発。広河原の駐車場に到着したのは5時前だ。

駐車場の向かいにゲートとトイレが有る。

 

準備も整ったことだしいざ出発!

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早速、雲行きが怪しい。この日は雨は降らないという予報だったけど…。

撮らなかったが崖上に数匹のサル。雷鳥を食べることが判明した君たちは印象が悪くなってしまったよ…いや、元々そんなにいい印象はなかったかw

林道を進み左へ降り、向かいをよじ登る。

随分と古そうなトンネルだ。

思った通り中はボロボロ。ヒビも入ってる。崩壊は時間の問題か。

更に林道を進み、またもや左に降りる。

何度も壊れ流されている簡易な足場が今回は健在だった。ラッキーラッキー。

沢を渡って本格的な登山道になる。初っ端から急登だ。

天気は回復してきたかな?

道中、こんな感じでカウントされていく。

ボランティアの方だろうかヤブが刈り倒されていた。ありがたいことです本当に。感謝感謝。

当然刈られていない場所はある。そうするとこんな感じだ。パッと見どこが登山道かわからない。

景色は微妙で4/10まで急登が続く。4/10から先は一旦落ち着き、緩急のある道が続く。

開放感のあるところに出たのでちょっと一息。

振り返るとまあまあの眺望が眼下に広がっている。

どこら辺が山頂なんだろう…。

空へと続く道!

7時。恵那山山頂に到着!

展望台に上ってみたが…この眺望である。

見下ろすと意外と広いスペース。

誰もいないことを良いことに、記念に。

さて、実はまだ先がある。降った先は(ていうか帰りはこれを登ってくるのか。)

トイレ。

避難小屋。

更に奥に行くと…これが本当の山頂??

まあ景気は何も変わりません。

先程の避難小屋の後ろにある岩に登ってみる。

ここも微妙な景色だった。これが恵那山である。

で、避難小屋には焚き火の跡!ここは禁止されているはずだ。こういう事があるからどんどん厳しくなっていく。登山者の恥。こういう行為をする輩は山に二度と足を踏み入れないでほしい。

とまあ何はともあれ避難小屋で休憩だ。

よくわからん実がなっていたり。

下山中、眺望はまるでないが百名山として有名なだけあってどんどん登ってくる。早出早着登山を普段から心がけていてよかった。

 

それと林道歩きに少し話したグループの一人が登っている最中に水不足からか足が攣っていた。恵那山は基本的に樹林帯を移動することになり、風がなかなか吹き込まない。おまけにこの日はけっこう暑いから注意が必要だ。

 

9時すぎに沢に到着。ここで涼を求めてしばらく休憩。さいっこうに気持ちよかった!

さて、下山後はお楽しみの温泉だ。今回は「湯ったり~な昼神」で日帰り温泉

渋滞に少し巻き込まれながら帰宅。 日帰り登山2座で間に車中泊で一泊。この流れはけっこう良かった。また次回も実行したいもんだ。

乗鞍岳(三本滝レストハウスから)

 

上高地方面なんて久しぶりだ。目的地は上高地ではなく乗鞍だけど。

 

梅雨が本格的に始まる前に晴れた日を狙って出発!せっかくの遠出なので1座だけでなく2座を目標としている。

 

1時に神奈川を出発し、5時に三本滝レストハウスに到着。

すでに明るくなっていて駐車している車が数台。朝食を取って5時半出発!

 

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駐車場直ぐ側にある林道のゲートの脇から歩く!とりあえず「肩の小屋口」まで時間がかかりそうだ。

スキー場(?)を絶賛登り中の途中から。見事な靄りだ。

あれ?靄というかこれは見事な雲海では?

日が思った以上に高く昇っている。

轟々と迫力のある音が下から常に聞こえてくる。

目指す乗鞍岳が見えた。目指すは左端の尖ったお山だ。

林道の途中で脇に登山道がありショートカットができる。

白骨温泉までここから歩いていけるらしい。

登山道はどこですか!?

てことで早くも迷子になりそうなのでここはショートカットせずに大人しく林道を歩く。

まだ雲海が残ってる。いい天気になりそうだ。

位ヶ原山荘に到着!

ということで無料が有料になるそうです。

さてそれでは、ここから先は雪の宝庫だ。チェーンアイゼン、ゲイター、トレッキングポールは雪対応にしていざゆかん!

思った以上にグズグズの雪だ。あまりチェーンアイゼンが効かないぞこれ。

しばらく道に迷ったりなんかして「トラバースか…嫌だなあ」って思ってたら案の定ズルリと滑り数メートル滑落。幸いすぐ止まったが腕をまくっていたためジャリジャリの雪で擦り傷を作ってしまった。

画像で見ると大した斜度に見えないんだけどねえ。

安定した道に出て気持ちを落ち着かせる。

林道に出た!向かいの右の雪に突撃する。

安全祈願。

やあああっと肩の小屋口に到着!時計を見ると8時。駐車場からここまで2時間半だ。でもバスの始発便より早くつけたから良しとしよう。

気温はご覧の通り水が凍っているくらいだ。

林道左に登山口がある。ここから雪渓攻略だ。

乗鞍岳がよく見える。

雪渓を途中から振り向く。

剣ヶ峰口に到着。

あとで行く方向に摩利支天岳が真ん中に見える。ここから登山者が増え始めた。岐阜側からの登山者だろう。

チェーンアイゼン外しちゃったよ!でもこれくらいならまだ大丈夫。

きゅうに巨岩がゴロゴロと。

その巨岩群をひーこら登り稜線に出た。右に龍の瞳っぽいものを発見!

緩やかな登りと思ったらそうでもない。

もう一つ龍の瞳っぽいものを発見。

山頂まで後少しか?

上小屋。まだ閉まってた。

9時。乗鞍岳山頂に到着!疲れたー!

もちろん撮ってもらったw

槍も

御嶽山もよく見える。

裏にこじんまりとした社。ここで少し休ませてもらおう。

 

景色を堪能し食事もとって出発!

近くまで行ってみたいけど…戻ってこれる自信がないw

右に見える肩の小屋まで行って…

先ほど歩いた雪渓と乗鞍岳。登山道関係なくてんでバラバラに歩いている。良いのか悪いのかって言ったら下には高山植物があるし雪崩の危険もあるから良くはないんだろう。

摩利支天岳へ…行けない!まじか。

左に岐阜側からのバスターミナルなんかを見る。

10時すぎ。富士見岳山頂に到着!正面に乗鞍岳もバッチリ見える。

ではここから本格的に下山開始だ。

なんか知らんけど長野と岐阜の県境に来た!

左の林道というか車道を歩いて下りていく。

ここから雪渓を下ったらめちゃ早いんじゃないだろうか、と良からぬ思考になる。右には滑落した場所も見えた。

素直に雪渓を下ったら雪崩に巻き込まれるかもだけど…。

濁音混じりのあまり品があるとは思えない鳴き声が…雷鳥だった!

なんだかんだでここの車道歩きもそれなりに面白い。

雪の回廊。

10時半過ぎに肩の小屋口に到着。ふむふむどれどれ。どうやら少し待てば下りのバスに乗れてしまうようだ…乗った。

もうあっという間。30分くらいで駐車場に到着しちゃったよ!バスすげー。

 

さてそれではもう一つのお目当て。三本滝レストハウスというくらいだから見事な三本滝があるのだろう。駐車場から脇道へ。

早速の藪かいな。

で通ってきた道がまさかの通行止めだった。駐車場側にもこの情報がほしかったぞ。

沢に癒やされながら

こりゃまた見事な三本滝。むりやり一枚に収めたけど、見る価値アリだった。

駐車場までの地味な登り坂が体に堪える。

12時に駐車場に改めて到着し本日の登山は以上。

 

それでは早速温泉だ!

車で数分のところにある「湯けむり館」。入館前にネットで必死に割引クーポンを探し無事にゲット。

時間的にだろうか。混んでなくゆっくり浸かることができた。めちゃ気持ちよかった。もう一回行きたいくらいだ。機会があったらまた行こう。

湯上がりにコケモモソフトクリーム。甘酸っぱくてうまい!

 

でせっかくなら名物を。「山賊」という店で

山賊焼き&もつ煮。有名店なのか人がわんさか来る。持ち帰りの客も。

ニンニク生姜が効いていて美味しかったけど小さい骨がチラホラ。個人的には一回食べればいいかなって感じだった。美味しかったし腹も膨れたけど。

 

高速の駒ヶ岳SAで車中泊しこの日は終了。翌日は恵那山だ。