ここ数年、全然雪山行ってない!雪山行きたい!
てことで3月に休暇を所得。雪山行った翌日に仕事なんてやってられないじゃん?ってことで、ついでにマイナンバーカードも取りに行くという名目でもう一日休み。
車に使ったこともないゴムのタイヤチェーンを積み込んで、しかしタイヤチェーンの出番がないことを祈りつつ神奈川を2時半に出発。谷川PAで道路状況を確認するが問題なさそうだ。
安心してトンネルを抜け新潟県に入ったら道路が全体に白っぽく見えるんですが!
気の所為ならいいのだが、念には念を入れてスピードを緩めておっかなびっくりで関越道を下ると…一般道は凍結してなさそうだ。コンビニでおにぎりを買い込み「平標登山口駐車場」まで山道に入るので油断はせずに改めて出発。
無事6時に駐車場に着いたことと駐車場に積雪がないことに安堵。外はすっかり明るくなっていて数台の駐車が見られる。朝食のおにぎりをパクついて6時半、いよいよ出発。久しぶりの雪山で気分が高揚する。
ルートはヤマレコで。
www.yamareco.com
ご覧の通り、駐車場はけっこう広い。

一旦車道に出て、これを左へ。

で、すぐに右へ。駐車場からまっすぐ来れそうなんもんだが序盤で迷いたくないしw

暫く林道を歩くと、これ以上進むことに対してまるで雪が拒んでいるかのようにアスファルトが消えた。

それじゃ、ここで久しぶりの12本爪のアイゼンとスノーバスケット、ゲイターも装着。

アイゼン着けての雪上歩きが久しぶりすぎて楽しい。

ここで真っ直ぐ行くか左の折れて沢を渡るかの分岐。今回は夏道ではなく雪道でショートカットできそうなので左へ。

途中、細かいルートを見失いながらもなんとか進めた(おい)持っててよかったGPS。

雪の季節は鳥のさえずり声も、風が吹いてなければ何も聞こえない。本当に音がない世界。これもまた好きな時間だ。
目の前に見える稜線に上がるのだろう。

上ばかり見ているとこういう罠にハマって楽しい山行が台無しになってしまうから注意だ。

左に視線を動かすと…うーん、奥に見える山が平標山だろうか。

稜線が近づいてきた。稜線に見える光と影の境がまたいい感じだ。

たまには振り返ってみる。ビューティホーな景色だ。つかけっこう登ってきたな。

ここまでそれなりに登山者と思わしき人達と会ったが、登山者というよりバックカントリーを楽しむスキー板を担いだ人がほとんどだった。
斜度がきつい!きついけどもう少し頑張れば稜線だ!

朝日が眩しいぜ。斜度がエグすぎてちょっと緊張する。

でももう少しで稜線っぽい!

てことでやっと稜線に出れたー。眺望抜群かよ!
あの平らな台地は苗場山かな。

夏山ルートに目をやると…。

「平標山の家」が眼下に見えた。けっこう踏み跡がある。

稜線からは雲一つない大展望だ。


谷川岳方面には雲海が見れた。

それじゃ気を取り直して進もう!
右に滑ったら止まることはなく下まで落ちていくだろう…こわ!

冬を耐え抜いている木々には海老の尻尾が。



人だけでなく小動物だって活発になっている。

右にはこの山行の折り返しとなる仙ノ倉山が見えた。

平標山の山頂までもう少し!

8時半、平標山に到着!けっこう疲れたー。

そして貸切状態の山頂から抜群の眺望。



奥の山々はなんだろう?白馬三山と不帰ノ嶮?うーむわからん。

この双耳峰は谷川岳かな??


おや?

富士山がひょっこり。

それなりに楽しんだので先へ進もう。歩きやすそうな道と思いきや…

雪が深く意外とそうでもない。

いい景色だ。

至るところに海老の尻尾。遮るものがないからできやすいんだろう。

雪は表面はガリガリ、中はふっくら。

雪と風の芸術。


完璧な青空。

さーて見えてきたぞ。

でもまだ登る。割りと斜度があって曲者だ。

あと少し!ここら辺は風が強く選ばれし強固な雪たちによって、アイゼンの爪が半分ほどしか埋まらない。

谷川岳方面。いつか縦走したいもんだ。

たまに振り返って歩いてきた自分を褒め称える。

下を見ると雪の芸術がここにもある。


9時半、仙ノ倉山に到着!いや疲れたけど楽しい!そして強風が吹き続けてめちゃくちゃ寒い!

標識裏の木々は雪で完全に埋もれてしまったようだ。

ぐるーと眺望を楽しむ。




飛行機が飛ぼうものなら一目でわかるくらい空にはなにもない。

めちゃ寒いので休憩処ではない。なので引き返す!

ここだけ見れば、人工物も人も何もなくあたり地面雪の世界。まるで冒険家の気分だ。
ここまで下りてくると風が弱まりちょっと一息つける。

平標山手前のベンチで大休憩。風があるが仙ノ倉山ほどではないのでここでラーメンでも。

長い事休憩し、人が集まり始めた平標山をスルー。そして目の前に続いている尾根が下山ルートになるので観察。

それなりに進んだところから平標山(右)と仙ノ倉山(左)の2座が見渡せた。

ここはなつだと藪ゾーンなのだろうか。見事に足がハマって進みにくい。

ここもまた気持ちの良い稜線だ。

人が先か小動物が先かw 並行して面白い。

雪庇。こっわ!極力右の樹林帯を歩くように心がける。

このあと急斜面におっかなびっくり下りていき心身ともに疲れる。こういう時はストックよりピッケルのほうが安心安全なんだろうなあ。
とりあえずあの鉄塔の下で休むかー。なんて区切りをつけながら下りていく。

サクサク下りていきどこに松手山があったのか完全スルーしてしまった。標識も何もなかったからなあ。たぶんこの画像の先だと勝手に思っている。

気づけばずいぶん通りてきたものだ。とちゅうから樹林帯に入りわからなかったけど。

先程までいた平標山が小さく見える。

こういうアイゼンが必要か不要か微妙な道が一番困惑するw

て思ったけど最後の最後まで雪がたんまりあったのでアイゼンは装着しっぱなしで正解だった。12時過ぎ、無事に下山できたことに感謝。疲れたけど楽しかったー!

戻った駐車場は7~8割りほど埋まってた。平日なのでこの駐車の数は驚き。
帰りは「宿場の湯(600円)」でひとっ風呂。内湯しかなかったが空いていて、休憩室の畳でのんびり。スッキリサッパリできて満足。
帰りは17号線沿いにある安いガソリンで満タンにし、「道の駅 南魚沼」で休憩。そこの裏からは真っ白な巻機山がよく見えた。

ひさしぶりの雪山山行は本当に楽しかった!
けどアイゼンの装着が良くないのか登りでアイゼンの中で靴が少し滑る。これが疲労を増幅させた。家に帰ったらアイゼンの長さがしっかり調整できることがわかって苦笑い。いいお勉強でした。