なんだか無性に山に登りたい!て衝動に駆られたが、ホームマウンテンの丹沢は夏の時期はヤマビル祭りだろうから却下。どうせなら登ったことがない標高の高い山で行けそうなところ…地図と睨めっこして、越後駒ヶ岳に決定!余力があれば巻機山も!
ということで0時半に神奈川を出発して、新潟に着いたことには土砂降り!嘘だっ!
越後駒ヶ岳の登山口は雲海で有名らしい「枝折峠」。これまたアクセスが面倒。国道352が一部通行止めのため、奥只見シルバーラインで少し遠回りして5時前に到着。土砂降りから小雨になったが、駐車場はほぼ満車。雲海ハンターか登山者なのか定かではない。駐車場内にはありがたいことにトイレが併設されていた。
天気予報は晴れって言ってたけど!?現実は雨だ…仕方ない。小雨からもう少し弱くなるまで待とう。というか今回は単純なピストンだが距離があるようなので、それほど遅い時間まで待ってられない。
…6時半。
もう限界だ!霧雨にもなってるし出発しよう!
これほんとに晴れるの??ってくらい雲が厚い。
見つけにくかったがトイレの脇に登山道があった。
遠くは雲が薄そうに見えるんだよなあ。
向かう先は真っ白!驚きの白さ!
ゲイターなかったら足元はびしょびしょ。
「銀の道」からも来れるようだが終点はどこだろう?とにかく今回は左へ。
十合目に「大明神」のお堂?とりあえず安全祈願。狭いが一時避難場所として使えそう。
7時に明神峠に到着。
相変わらずの視界だが雨は止んでいた。
道行山?その分岐?とりあえず先へ進もう。
小倉山に到着!この辺りから時折、日が差すようになってきた。
青空広がれ!うおおおおおおお!ってやっぱり山で青空見るとテンション上がるなあw
百草ノ池。
遠目からちょろっとだけ。とくに感動はない(おい)。
稜線に出た!てか森林限界!晴れてる!青空バンザイ!
雲が全て取れたって訳じゃないけどね。8月も下旬だってのに残雪があった。
天気がいいと体が軽くなった気がする!日差しが直接当たるようになって暑いけど!
9時半。駒の小屋に到着!ここでポカリを買おうと思ったがビールしか売ってないんだとw予想外過ぎたわw
流れ出るちょう冷たい水をがぶ飲み!めちゃ飲んだ!うますぎたわ。
水の補給をして元気出たし山頂を目指そう!
右端が山頂か?ロックオン?
分岐に到着。これを右へ。
後ちょっと!
中ノ岳方面はまだ雲の中だ。
10時前。越後駒ヶ岳山頂に到着!雲海の景色もありでしょ!
これだけ苦労してきたんだ!せっかくだから記念に。
ここでしばし休憩。おにぎり頬張りながら景色に見とれる。
山頂はそれほど広くないし十分休憩できたし登山者もちょいちょい登ってきてるし日陰無いから激暑だし、そろそろ行くか!
お花畑。
小屋の向こうは見事な雲だなあw
当然下山方向も!しかしテント泊する人が割と多いようで大荷物背負った人とけっこうすれ違った。
最後に目に焼き付けてこう。雲が多めだったがいい景色だった。
トンボさん。もっと羽虫を食べてくれたまへ。応援してるぞ!
登りも下りも立ち止まると耳元でブンブンうるさい羽虫が纏わりつくんじゃ!
下界のほうが雲ってるかな?
きもっ!なにこれ!なにかの卵??
それとも可憐な花に化けるん?…なんかこの花っぽいなあ。違うかもだけど。
だいぶ下ってきたぞ!晴れてる晴れてる!
登山者のヒッチハイカーAさんに声をかけられ、一緒に行動することに。なんでも八海山から中ノ岳、越後駒ヶ岳と越後三山を縦走してきたらしい。が想定していた下山ルートが通れなくて困っていたとのこと。
13時すぎ。駐車場に到着!疲れたー!
水を2リットル持っていったが空っぽ。危ない危ない。風がそれほどなく雨上がりのせいか非常に蒸し暑い山行になった。
同じルートで登りと下りの時間がほぼ一緒て…。暑さと下りはホント苦手だ。
蛇を4匹ほど遭遇。止まると虻か何かが纏わりつくためなかなかゆっくり休憩することができなかった。
駐車場に自販機があれば最高だったけど…無いので耐えるしかない。
枝折峠を下りた後に見つけた自販機のコーラでAさんと乾杯。さいっこうに美味かった。
Aさんは新幹線で帰るようなので最寄りの駅でお別れ。
駒子の湯でサッパリしたがコロナ対策のため休憩所でゆっくりできなかった。外は暑いし車中泊なんて無理!ウェアも汗でベトベトだし!巻機山はまた次回!てことで帰る前にカロリー摂取しよう!
美味しそうなラーメン店を湯沢で発見!「越後らーめん維新」。とうに昼時は過ぎていたが客は絶えない。
めっちゃ腹減ったので大盛りと餃子。
帰りは少し渋滞に巻き込まれながら帰路へ。
巻機山はいつになるかなあ。