塔ノ岳・鍋割山(大倉から周回)

1月最後の日。木曜の夜に積もった雪に対して期待せざるをえない。本音としては仕事休んで丹沢に移動したいが、こればかりは仕方ない。「雪が降った丹沢に登りに行くんで休みます」なんて口が裂けても言えない。
何はともあれ雪が降ったの事実で、ネットを見るとそれなりに積もっているようだ。金曜の夜に準備を済ませ土曜3時半に家を出発。
5時前に数年ぶりに訪れた大倉に到着。今は無きどんぐりハウスの駐車場は8時からなのでコインパーキング(休日800円)に駐車。どんぐりハウスから変わったコンビニのポプラは7時から開店。
まだ暗い5時半過ぎに出発。
当初は戸沢から天神尾根を利用しての登山を考えていたが林道の積雪と凍結にビビったので大倉から。それに大倉のポプラを見てみたかったし。

 

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登山口のクリステルとキャサリンに挨拶していざ!ってかヘッデンの電池が…ま、まあ十分知ってる道だしそろそろ明るくなってくる時間だし電池の交換はいっか!(おい)
頼りにならないヘッデンで暗闇の中を進み6時半に見晴茶屋到着。この頃はすでに明るく遠くに相模湾江ノ島も見える。

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日の出も拝めた。いい山行になりそうだ。

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駒止茶屋に到着。

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ここから雪がガッツリ。

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…と思ったら無かったり。

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有ったり無かったりと持ってきたチェーンアイゼンを装着するタイミングが難しい。
立山荘直前の木段からの景色はいつ見てもいい。

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ってことで花立山荘到着。

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西丹沢と富士山バッチリ。

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何かの足跡。

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塔ノ岳山頂が見えてきた。

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丸見えの富士山。

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8時半前に塔ノ岳山頂に到着!

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知りたくない温度だったけど風がなければ日向にいればそれほど寒くない。風がなければ。

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大山方面。

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日時計

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丹沢山方面。

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雪の風紋。

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相変わらず見事な景色。

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吹きさらしの山頂に吹き続ける風があまりに寒く長居できない。
余裕があれば丹沢山まで行こうかと思ったけど踵が痛かったので塔ノ岳で折り返し(´・ω・`)

 

とはいえこのまま大倉尾根…通称バカ尾根のピストンはもったいない!
てことで鍋割山へ行くことに。

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分岐の金冷し。

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おお、雪がたんまりある!しかも踏み跡も少ない!最高だぜひゃほう!

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バカ尾根の雪が想像以上になく残念に思っていたのでこれは嬉しい展開。
場所によっては膝まで雪。

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おっさんだけど雪の天使でも作ってみようと雪上に倒れてみたが…ハタと冷静になってやめた。…あれ?お、起き上がれない!皆さんどうやってきれいに作ってるんでしょう。
尾根上からの眺望は意外といい。

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真正面にどーんと富士山。その右の山頂に目的の鍋割山と鍋割山荘。

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青空に白くなったブナ林が映える。

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9時半。鍋割山に到着。

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眺望良し!

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有名な鍋割うどんは今回は食べず。塔ノ岳と違って風がなく穏やかな気候。持ってきたカップ麺とおにぎりで休憩。


10時過ぎに下山開始。

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雪が溶け始めてきていた。泥んこタイムの始まりです。
それと登ってくる登山者が多いこと。大げさではなく100人くらいとすれ違った。
皆さん不安があるのか殆どの人が話しかけてきて「山頂付近の雪の状態は?」ってことが主な話題。
結局、持っていったチェーンアイゼンもスノーバケットに変えたストックも使うことはなかったなあ。

ガンガン下っている最中、雪がキラキラと舞い落ち日光に反射して非常に幻想的な瞬間だった。

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雪景色はいいねえ。

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沢と雪のコラボは素晴らしいと思う。

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鍋割山荘用の歩荷の水。

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ここから5キロ近くの地獄の林道歩き…長い。
で、今回初めて知った小丸と大丸経由のルート。

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遭難事故が発生するルートらしいが…いつか利用してみたい。
12時半前に大倉に到着。
本当に数年ぶりに訪れた場所だったので旧友にでも会ったような嬉し懐かしいルートで登っていて楽しかったー!こんな登山もたまにはいい。

 

今週はまた天気が崩れるようだし、今度はアイゼンを使うくらいの雪が降ってくれんかなあ。