『ティアーズ・トゥ・ティアラ』第16話

† ラスティミサイル!
……ミサイル?化学兵器なんて存在しそうに無いこの世界でミサイルという単語が出たことに違和感があったけど、スィールとラスティの見事なコンビネーションは破壊力バツグンで見ていて面白い。
“希望の炎”を失ったゲール族に襲いかかる帝国軍。今回はアヴァロン城での籠城戦。アロウンとアルサルが戦線離脱のため、今まで空気だった女性陣が大活躍。
どうしてモルガンたちを残してリアンノンたちだけがアヴァロン城へと戻っているのかよく分からんかったが、微妙に疲れを滲ませているゲール族の士気を高めるリアンノンの頼りがいのある姿は格好よかった。
モルガンとオクタヴィアがアヴァロン城に戻るため敵の陣営を駆け抜ける様も良い。まあ、そこで出た「ラスティミサイル!」に吹いたが。あれはいくらなんでも酷すぎますよ、スィールさん(笑)
一方、逃げ出したアルサルの前に現れたオガム。オガムの戦う理由は仲間と故郷を奪ったモノへの復讐。
妙な怪物を斬り捨てている内に思い出した、アロウンが倒れる直前にアルサルが聴いた言葉。アルサルの戦う理由は誓約とか復讐とか一族のためとかではなく、ただ友のために戦うこと。
で、自分は竜なんだぜ?と電波な事を発してると思われたオガムがホントに竜で先の大戦に用いられたというゴーレムとバトル。ここでも“先の大戦”か。今後も先の大戦の遺物が出てきそうだなあ。
つーか、オガムの変身はハクオロさんを思い出したのはオレだけではないはず(笑)最後のほうはスケールのでかいバトルへと展開するのかな…。
で、オガムの4日待て、とは何だったんだろ。あとゴルセズ・アロウンに行けとか妙なこと言い出すし。
次回はアルサルがブリガンテス族と手を取り帝国軍を挟み撃ちにでもするのか?……あれ?それとも戦う理由は見つけたのにゲール族のことは放って置いてゴルセズ・アロウン行きなのか?