『ティアーズ・トゥ・ティアラ』第24話

戦闘シーンはケレン味たっぷりでキャラがよく動いてクオリティが高い。分断されたアロウンたちのそれぞれの戦いを上手い見せ方によってテンポも良かった。
モルガンとオクタヴィアはゴルメスの団体さんを撃破するも、グラヴィタスの力の増加によってレベルアップしたゴルメスの団体さんと再戦。
野生児だけあってかナイフに持ち替えたモルガンの動きはいいな。そしてあれだけの大剣を受け止めるオクタヴィアすげー!……あの剣でよく折れなかったな。しかも妖精でもないただの人間なのに。
市長はモルガンの矢に射られ、オクタヴィアに斬られ、未練タラタラのまま悪役らしい演出された退場でした(笑)
“再生の大釜”撃破を目的としたラスティとスィールは観ていて一番危なっかしかった。それでも妖精族の勇者(自称)は一度に3人(?)のゴルメスをまとめて相手にしたりするのは流石。
その後のオベリスク粉砕後のラスティとスィールは強すぎて笑った。勢いに乗った妖精族の勇者は誰にも止められないぜ!てことで見事に“再生の大釜”を破壊。
アバンでドルウクに斬りかかるアルサルのシーンはテンポ悪いなあと思ったけど、その後はそうでもなかった。アルサルとリアンノンの攻撃を魔法を使いながらかわすドルウクって実はただの狸親父じゃなかったんだな。
いつの間に巨大な円錐状の物体が出てきたのかサッパリだったけど、捕らわれたアルサルを救うため、リアンノンの空間転移魔法!?こんな魔法使えたのか……。
人間辞めたドルウクは人間の姿も辞めたらしく、妙な化物に変身。形勢逆転され防戦一方のアルサルたち。
アロウンとオガムはオベリスクの尖端を破壊するため、オガムは“初源の炎”で試みるがなかなか破壊できない。そんな時、よく解らないがアロウンの“エドラム”とアルサルの“ダーンウィン”が共鳴。
“初源の炎”と剣の共鳴によって脆くなったのか、最後はオガムパーンチ!でオベリスクを……破…壊…だと?なんだこの展開(笑)
その後、ドルウクはアッサリ倒された、と。
パラディウムの中枢部である空中庭園に集まるアロウンたち。そこで白骨化した皇帝陛下とレクトール(ラスボス?)とご対面。
ここにきて回想シーンが挟まれるとは思わなかったけど、アロウンたちの張り詰めた話し合いの中、KYな表情とセリフのプリムラがたまりません。そして赤く頬を染めるオガム(笑)
メルカディスの力を弱体化させるには“まじない歌”が必要だとかで、その歌の効力を発する条件てのは「古代の言葉を操り、魔力を持ち、天上の支配を受けてない者」……これプリムラじゃ…ああ、魔力がないか。
リアンノンの“眠っている力”てのは“まじない歌”っぽいな。で次回はメルカディスていう化物が出てくるのか?
残り2話。このクオリティのまま突き進んでほしい。
……あれ?そういえばパラディウムへ潜入した数人のゲール族の戦士たちはどこいった??