有給休暇が取れたのでひっさしぶりの登山。
コロナの緊急事態宣言が3月21日に解除された翌22日、約3ヶ月ぶりの登山。
今回はブランクが有りすぎるということで割とお手軽な大山へ。ただいつものルートだと単調なので裏(?)ルートから。
家を4時半に出発し「道の駅清川」に到着したのは明るくなり始めた5時半。途中のコンビニで買ったおにぎりでエネルギーチャージして……トイレへ(え?)
ここのトイレがウオシュレットってことが分かっただけでも良かった。
5時54分。いよいよ出発。久しぶりの登山だからウキウキとちょっとした緊張感。
ルートはヤマレコで。
www.yamareco.com
道の駅の目の前の車道を右へ。そのまま道沿いに進み「煤ヶ谷バス停」を発見。そこからほんの少し進んだところを左折。まずは川沿いの住宅街。
しばらく進んだところの分岐点で右の坂道へ。
すると登山届の場所に到着。
ちょっと小洒落た感じがある。
屋根にはいい感じの苔が。
狭い農道を進む。目の前の山がまずは第一目標かな?
薄暗い林に突入。鹿柵を越えた先にヤマビルの忌避スプレー。時期は早いだろうが念のため靴に散布しておく。
緑の濃い道を登る。
すると急に明るくなった。開放感があってすごくいい。
1時間ほど登ったところで注意喚起の看板。登山道の800メートルは長いなあ。気を引き締める。
右に横浜まで見渡せる眺望があった。ランドマークってホントわかりやすい。
時折見かける毛虫みたいな植物。これなんすかね?
歩いているのは道幅が狭く危険な道。前から人が来たらすれ違うことに難儀しそうだ。
右は崖。助かるかもしれないが大怪我は免れないだろう。
7時。物見峠に到着。
ここは案内の通り札掛方面へ行く。
物見峠を左に進んですぐに分岐。これを右の札掛方面へ降りていく。
この分岐からすごい急斜面でちょっと怖い。
しばらく下ったところで唐沢林道に到着。これを右にひたすら進む。
山桜がよく咲いている。
丹沢の奥は厚そうな雲が山頂を覆っている。
突如出てきたはしご。林業用かな?
30分ほど進んだところで一ノ沢峠への分岐があるのでこれを左へ登っていく。
ひーこらしながら登り、8時に一ノ沢峠へ到着。
大山山頂まで続く破線ルートの大山北尾根を行くわけだが……まったく案内がないw
地図を見るとどうやら下ることなく尾根を登っていくようだ。そういうことで一ノ沢峠の標識を正面にして右の尾根を登る。
目印となるアート。
倒木1
倒木2
あとはこの三角点でよく見る石柱が一定間隔である。これが一番の目印だろうか。
ここからもグイグイ登っていく。
腫れ物のように痛々しく見える。
けっこう登る。つかキツイ。
9時前。鉄塔に着いた。丹沢を登っていると、不思議なことに鉄塔にたどり着くことが多い。
最奥の山は高松山かと思ったけど……距離的に違うかな?
それでは進もうか。
鉄塔の真下から。
この辺りから馬酔木をよく見かけるようになった。
巨岩ゴロゴロ。
見事な松。
振り返る。流れ込んだ雲が幻想的な景色を作り出してくれる。
お、日が出てきたか。
西沢ノ頭に到着。眺望は一切なし。
レールを跨いでもう少し進むと……
見慣れた電波塔。
丹沢主脈は雲に覆われてしまっていた。
歩いてきた山々を振り返る。
鹿柵に設置されている脚立を乗り越えて……絶妙な位置にある枝のおかげでザックが引っかかる!
青空がだいぶ見えてきた。
10時。大山山頂にようやく到着。本当に疲れたー。
歩いてきた山々がよく見渡せる。
ここで長めの休憩を取る。バウルーで肉まん2つ、あんまん1つを焼いてホッと一息。
さーてそろそろ出発。見晴台方面へ下山開始……めっちゃ整備されてる!
不動尻分岐を左へ。こっちのルートを下山で使うのは初めてだ。
何気なしに視線を右に移すと優雅にお食事タイムの子鹿発見。全く動じない。
あーいい景色だー。
あれは三峰山かな?すごい特徴のある稜線だ。
以前通ったときよりもしっかり整備されていた。
11時過ぎに唐沢峠に到着。この分岐を右に取りあとは下山だ。
30分ほど下山したところで不動尻に到着。そして見事な三椏の群生!香りも強く見事な光景にしばし見惚れた。
今までは広沢寺温泉方面に駐車していたので真っすぐ進んでいたが、今回はこの分岐を左に折れて煤ヶ谷バス停&道の駅清川へ。
広沢寺温泉方面と同様ここから先はアスファルトの林道が続くのだろうと予想していたが……まさかの鎖場w
これはいい意味で裏切られたwアスファルト歩きはあまり面白くないからなあ。
木橋をいくつか渡ったり沢を歩いたりと飽きない。
で、いい気分で歩いていたところでこれ。
あのさー。
こんな放置された焚き火跡が数箇所。大きなゴミもあり林道近くになってくるとゴミのようなモラルを持った人間がやらかした跡が点在していた。焚き火をした輩はなんの罪の意識もなく、自らの欲求のみを満たしてここから去ったのだろう。これは最悪。
そんながっかりスポットを通過した後に待っていたのは半分ほど水に使った木橋。
なんとか乗り越え可憐な花にわずかでも救われ、
12時半過ぎに林道終着点に到着。
ここから長ーい林道を歩いて13時に道の駅清川に到着。
リハビリ登山のつもりが22キロ超え&7時間山行となってしまったw
滅茶苦茶疲れたけどとても充実した山行で満足。
日帰り温泉はまだ様子見かなーってことで道の駅で少し買い物をし帰宅。
ヤマビルが活発でない時期に焼山から蛭ヶ岳経由で宮ヶ瀬湖下山ののんびり1泊2日山行を早くやりたい。それで主要山々の丹沢山塊は念願の制覇だ。