両神山(1回目)へ登ってきた!

秩父近辺…いや、奥多摩秩父南関東の未登頂百名山両神山のみだったので、年内に制覇してしまおうと思い三連休の晴れとなった日があったら行くしかない!てことで行ってまいりやした。
駐車場の満車が怖く、早々に出発して現地で寝ることに。そんな訳で1時半頃に無料駐車場に到着。6時出発を予定してそれまで睡眠。


ルートは以下のとおり。


無料の第二駐車場から出発。

暫く車道を歩きバス停と有料駐車場が見えてきた。その向かいにある登山口から(画像右)。

両神山荘近くから見下ろす。駐車場は7割くらい埋まってたかな。三連休の晴れ、しかも日帰り可能な百名山とあって早朝でけっこうな車の数。


鳥居のお目見え。

無事に帰ってこれますように…と安全祈願。

朝日!

前日の雨が嘘のような晴れっぷりですなあ。

祠?ここでも安全祈願。

会所に到着。上は七滝沢コース経由で両神山へ。今回は下山時に利用する予定なので左の下りから清滝小屋経由で行く。

この辺りはまだ木々が青々しい。

沢を幾度も跨ぎ進む。ピンクリボンのこの数!これなら遭難する人も少ないんじゃなかろうか(笑)

暫く急登が続く。

左に滝があるらしいが今回はパス(おい)

水場!

残念ながら家から水を3リットルくらい持ってきているのでスルーした(´・ω・`)


清滝小屋に到着。

避難小屋になっているらしい。

休憩所?自炊場?

なんにしても随分と立派な小屋。
振り返ってみると…雲海っぽい。

休憩していると女性の登山者に追いつかれる。俺より全然ペースが早い気がする(汗)


十分休憩したのでお先に出発。
が、水の音に惹かれて小屋のすぐ裏へ。

水量はそれほど多くなかったけど、迫力のある岩でした。
小屋から山頂までは鎖場多し。

鎖場は一人ずつ!と書かれているけど階段が設置されていた。

ここでも安全祈願!

2時間ちょいで両神神社奥社に到着。


狛犬ではなく山犬(狼)。個人的にはめったに見たことなかったのですごく興味がわいた。

開けてもいいとのことが書かれていたので失礼して。

もちろん安全祈願ですよ。お参りした後はちゃんと閉めました。
ここで先ほどの女性が追いつき、先へ。俺はとういうとまだ撮りたいのでウロウロとw
社の隣にも社が。

やはり狼。

当然、安全(ry


何度目か忘れたけど鎖場。

山頂前にあった岩場からの眺めがなかなか良かった。


そろそろ山頂かな?(あまり期待はしていない)

戸隠と言い最後の最後で本気出してくる山だなここも(笑)

すると上から先ほどの女性登山家から「富士山が見えますよー」とのお言葉。
てことは…


期待はしてなかったけど山頂だった!!!百名山をまた一座制覇!



景色もいいね。空気が澄んでいてクッキリ見える。

そういえば登っている最中に木々の隙間から綺麗に雪化粧した富士山が見えてたなあ。すぐ側に雲があったけど。
んでその富士山。

あら〜^^

側にあった雲がかかちゃったか。残念。
山頂にある岩場の頂上から。

せっかくなので撮ってもらったw

南アルプス方面。

富士山方面。

コーヒーで一息入れる。

スノーピークのチタンカップ買ったけど、いいなこれ。直火は大丈夫だし口をつけるところは熱くないし。もっと早めに買っとけばよかった。
方位盤。

女性の方は両神山は4回目ということで。慣れた山だったかあ。それにしても早いペースで驚いた。で、初夏に来るとアカヤシオがほんとうに綺麗に一面に咲いているとのこと。そこまで力んで言われると一度は見てみたくなる。
そんな感じで話をしながら暫く女性の方と休んでいると八丁尾根方面からチラホラ人が来た。その内の二人と少し話すことに。なんかもうね俺よりも全然経験のある人達なんだなあ、って印象でした。
しかも偶然にもこの日この両神山百名山を制覇した人が!これには思わず拍手(笑)いや、拍手せずにはいられないって感じ。制覇した瞬間に居合わせることができてなんか嬉しかったなあ。2年半くらいで制覇したとのことでその短期間に驚き。何にしても本当に心の底からおめでとうございます。
お、おれもいつかは…。


他の人達はまだ山頂に残っているようなので一足お先に下山開始。
下山中、一眼を肩にぶら下げているのが珍しかったのか登ってきたソロ登山者と一眼談義にw一応、使っているのはコットンキャリアのストラップショットということを教えたけど果たしてあの人は買うのだろうかw個人的には登山に一眼を持って行く人にはお勧めできる逸品だと思うけど。
それにしても後から後からどんどん人が登ってくる。これは早朝に行動して大正解だった。山頂は大して広くないから大勢いたら身動き取れなくなりそう。
こちらは分岐点までガンガン下りる。

つうことで分岐点。帰りは七滝沢から下山するので右へ。


七滝沢コースへ足を踏み入れた瞬間に気づいたこと。「あ、ここあんまり人が通ってないわ」
濡れ落ち葉の量がすごい、ってか酷いw山道も狭いため道と崖の境界が落ち葉で曖昧に…。

落ち葉の下に濡れた岩やら根っこやらが隠れていてかなり慎重に下りる。
細く一直線に伸びる養老の滝。

この岩つるっつる。

案の定こけましたが何か?
冬の気配が漂う。

雰囲気はいいんだよ雰囲気は。

下るとなると怖いんだよ。一面濡れ落ち葉だから歩く度にキュッキュッと音が鳴るという異常事態wwwペースがめちゃくちゃ遅くなってるってのを実感。
登りもそうだったけど沢沿いを歩くことが多い山って印象。

絵になるなうん(自画自賛

折れた木道。

ここは本当にやばかったwアイスリンク状態で滑ることこの上ないwww四つん這いになって進みましたwwwww周りに人がいなくてよかった。多分すごい格好だったと思う。
秋真っ盛り。


下の方に来るとそれほどでもないけど。

やっとのことで会所に到着。山頂から休まず来てしまったためかなり疲れた。

朝の鳥居。無事に下山できたことに感謝。

駐車場は満車。

酷えなおい。って思ったのは路駐の多さ。

この狭い道で路駐。ここバスも通るんだよね。場所によっては待避所に駐車してるとか…おいおい。
山に登りたい気持ちはわかるが、流石にこれはちょっと…。


その後、「道の駅 両神温泉 薬師の湯」の日帰り温泉で綺麗さっぱり。
大渋滞に嵌ること無く19時前に帰宅。


今年の未登頂百名山はこの両神山が最後かな。
戸隠山の恐怖の岩場を乗り切ったため、両神山の鎖場なんて雑魚も同然だろwwwww
というお得意の慢心で挑んだのが仇となったのか思った以上に疲れた。濡れた岩場と落ち葉、根っこはマジで危険だと再確認した山行。
来年こそ槍ヶ岳に挑戦したいなあ。これ願望じゃなくて目標にしよう。
あとは最近、塔ノ岳近辺に足を運んでないので近いうちに行こうかな、と思う今日このごろ。


あ、長野旅行をそろそろ更新しないと…。