伊吹山(1回目)へ登ってきた!

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
2014年の登り納めは両神山かと思ったら伊吹山だったでござる。


学生時代のサークルの人たちと久しぶりの年末年始旅行。行き先が滋賀・京都なので先行して百名山を一座登りてえなあ、て探して目についたのは伊吹山
父親にワカンを借りて12月30日の始発電車で出発。小田原で新幹線に乗換え。間違えてグリーン車に座ってしまったことはここだけの話し(おい)
つかチェックしに来た車掌も気づかなかったとは。これはもう笑うしかない。名古屋でその席の人が乗ってきて間違っている席だと気づいた。恥ずかしかった(´・ω・`)でもグリーン車の席は座り心地が良かったなあ。次利用する時はグリーン車にしようか…。


米原駅のコインロッカーに荷物をしまい、いざ近江長岡駅へ。そこからバスを利用し伊吹登山口(360円)で下車。

車内は登山者以外誰もいなかった。んがポールの先にゴムキャップも付けずむき出しのまま乗り込んでくる人がいたけどさすがに危なすぎる。こういうところで登山者のモラルが低いと他の登山者もそういう目で見られるよなあ。
神社で安全祈願。


ルートは以下のとおり。
水色はスタート&ゴール。青は折り返し。

なあんかヤマレコの地図が表示されないんだよなあ。


いよいよ出発。

最初はゴツゴツした道。

1合目到着。

昔はスキー場として営業していたらしい。

1合目から3合目までグチョグチョの道。

泥が足にこびりついて重いこと重いこと。
雪がチラホラ舞ってきた。てところで突如として雪道。

うーん。山頂がガスって見えない(´・ω・`)

3合目にある休憩所でアイゼン、スパッツ、レインウェアを装着。

5合目に到着。

上は真っ白かー(白目)

けっこうな斜面ですな。

振り返る。


さてここから数歩進むだけで息が上がる。雪も深く足がズッポリ嵌るうえで、急登なのでなかなか前に進めない。しかも進むに連れて吹雪いてきた。
そんな状況だったので山頂付近まで写真無いです(おい)


山頂付近の看板に到着するもホワイトアウトで先が全く見えないとか。笑うしかなかった。

これ木ですよ、木。

ほーんで青息吐息でやっとこさ到着…の前にお堂に避難。

中にいた人と「すごい雪ですねえ」なんて会話したり。


とりあえず山頂へ行こう。お堂を出て吹雪の中へ。

猛吹雪で模様ができちゃってる。

てことで山頂です。海老の尻尾。

日本武尊も真っ白。

完全に別世界。


お堂に戻るとほぼ満員。ここで腹に入れるものを入れて、ゴーグル装着。手袋もホームセンターではなくデジタルライナー(ブラックダイヤモンド)に変更。


手もかじかんできたし、景色も見えないし長居は無用。てことで早々に下山開始。ここでワカンも装着すべきだったなあ。
下山が早い!時々お尻着いて滑り降りたりw

アッという間に6合目の避難小屋と5合目が見えてきた。

山頂は相変わらずだった。


3合目到着。結局ワカンは使わなかったなあ。判断ミスだな。ゴーグルは大いに役に立った。

アイゼンはここで外す。
3合目を過ぎて感じたこと。暖かい!
眺めが良かったので撮ってみたが…

急激な温度変化のせいだろう、見事に曇ってた。
グチョグチョ道再び。

登山口までもう少し。

ケカチの水 。

てことで無事に戻ってまいりやした。


次のバスまで1時間あったので山頂で食い損ねた飯をぱくつきながらのんびり休憩。
雨が降り始めた時にバスが来た。15分ほど揺られて近江長岡駅


伊吹山山頂はどうやら晴れなかったようだ。


この後、懐かしい彦根駅へ移動。18きっぷで訪れて以来。懐かしい気持ちでいっぱいになる。
予約していたホテルで暫し休息。
18時頃夕飯へ。「すし浜」という店でひこね丼。一つ一つの赤こんにゃくが結んであって面白かった。味も量も満足。


高尾山以来の公共交通機関を使っての登山。
6合目の小屋付近からの急登が想像以上にキツかった。今思うと下山時だけじゃなく、この辺りでワカンを付けておいたほうがしっかり登れたかもしれない。
今回6本爪のアイゼンで登ったが、このくらいの積雪量&斜面となると10本爪か12本爪を買って登ったほうが良かったかもしれない。6本爪だとつま先に爪がないから踏ん張りが効かないんすよ。
あとはポールの頼り無さ。ピッケルのほうが安心してザクザク進めそうだけど、今後もこういった山を登るのかって考えると買うには躊躇する。
でも10本爪か12本爪のアイゼンは買うべきかなあ。
最後の最後に新たな百名山を登頂できて良かった。晴れてればもっと良かったけど、無事に行って戻ってこれただけでもよしとするか。


お次は滋賀・京都旅行の更新だな。