なかなかの評判でずっと気になっていたので、お高かったけどIMAX 3Dで鑑賞できて満足。3D鑑賞は『トロン: レガシー』以来か（笑）3Dがしょぼい印象だったので3D自体には大して期待はしてなかったけど…。
話としてはシンプル、だけど奥が深い。そして3Dすげえって感じ。凄い迫力だった。これに尽きる。壮大で深い宇宙や地球の美しさが見事に描かれていた。
娘の話が出てきたからもしかして回想シーンとかいらんことするんだろうか…と思っていたが地球に戻るまで地球の描写は一切なかったのが素晴らしい。終始続いているどうすることもできない宇宙での緊張感と絶望感が途切れてしまうだろうから。それと恋愛要素がないのも個人的には良いと思った。
ただ、クルーニーに必ず助けるからと言いつつ胎児ポーズしてたり、パラシュート外すのに景色眺めてたりと他にも若干、主人公の行動にイラつくところはあった。
まああとは、エンターテイメントなんで。次々に危険が迫るも回避していくのにご都合主義なところもあったりした。読めないボタン押したら当たってたり運良く着水したり…。
ラストで主人公がこの事故は誰のせいでもないって言ってたけど、流石に「え？」って感じだったわ（笑）
どう考えても衛星を破壊した奴が原因だと思うんですが…。
90分はアッという間に過ぎた。それくらいこの映画に入り込むことができた。それと観るなら是非とも3DでできるならIMAX。この作品は映画館で観るものであってレンタルして観るものではないと思う。
ハラハラしながら鑑賞した映画は久しぶりだった。
そしてスピンオフムービー「Aningaaq」。
主人公が死を覚悟した時の相手ですな。
