『鋼殻のレギオス』第24話

あー、やっと終わった。なんつーか色んな意味でも終わってた最終回だった。まさか原作もこんな酷い展開してたりするのか?
アバンでこの非常事態という時に、私情に駆られてリーリンの願いを躊躇するゴルネオとかなんなの?レイフォンの強さは知っているはずなんだから、迷っている暇なんてないだろ。
それとリーリンは気軽に「何をされても構いません」とか言わないように。エロネタにされるだけだぞ(笑)
ヴァリスはニーナから廃貴族を出すために欲望のままドSぷりを披露。いや、終始ドSだったな、この人は。
ヴァリス戦に苦戦するレイフォンはリーリンが持ってきたサイハーデンの刀をここぞという時に受け取って、反撃だ!と思いきや、サヤがレイフォンを選んだとかで、レイフォンの元へ天剣が飛んできた!?さっぱり意味が解らねーぜ。そしてレイフォンの一撃でキラーンと吹き飛んでしまうサヴァリスに吹いたが、天剣と刀が合体したことに、さらに吹いた。あれは既に刀とは言い難い代物だな。
それと廃貴族って都市を守る想いに感応するんじゃなかったっけ?サヴァリスに憑依してたけど、サヴァリスがそういう想いを持っているのか激しく疑問に思うんだが。
ついでに今まで刀の使用を散々嫌がっていたレイフォンが思っていた以上にアッサリと刀を受け取ったことに拍子抜け。そもそも最終回に何でもかんでも詰め込み過ぎとしか思えないんだが。
一匹の汚染獣がツェルニに向かいもうダメだって時の、会長さんの覚悟にはいいものを見せてもらった。最終回で一番格好良かったかもしれん。
ツェルニで暴れている汚染獣を倒そうと向かったレイフォンは……刀に乗って飛んでる…だと?もうめちゃくちゃだ(笑)
汚染獣を斬りつけた時に、突然、ニーナの「レイフォォォン!」……?
えーと、これは一体……何?
天剣は元に戻され、リーリンもグレンダンと共に去ってしまうって、レイフォンはちゃんとリーリンに対して引き止めたりはしたんだよな?頼むからしたと言ってくれ。
結局、全てが元の日常に戻ってEND。
女王はリーリンが娘かもしれないとか言いだすし、狼面衆は出てきた意味が微妙、サヤも何がしたかったのか……。そもそも英会話の世界は別になくても良かった気がする。
あまりにも伏線があり過ぎて、回収されてないから消化不良もいいところ。しかも最終回というのに新しく伏線張ってるし。
キャラデザは安定していて良かったし、世界観も面白いから勿体無い作品だったなあ。
川崎逸朗は『戦国BASARA』は当りっぽいけど、この作品は大外れだろ。もし『鋼殻のレギオス』の2期をやるなら監督と脚本は変えてほしいなあ。
ちなみにED直前メッセージは“『鋼殻のレギオス』を愛して下さった皆様へ”ということで。