『戦場のヴァルキュリア』第1話

原作未プレイ。
原作は“CANVAS”というこれまた独特な表現方法なんで、アニメ版の画もそれを意識しているんだろう。
戦場という緊迫感のあるシーンでは、その表現方法はないほうがいいような気がしたけど。
鉱物資源・ラグナイトを巡る帝国と連合の勢力争いに始まり、
ラグナイトが豊富に産出するということで帝国に狙われる武装中立の小国・ガリア公国。
その国境の町・ブルールで自警団を務めるアリシア
中の人も一緒ということで図書館戦争ワールドから郁が抜け出してきたって感じ。
川で鱒のスケッチをしていたというウェルキンをスパイ扱い・・・・するのはいいんだけど、
どうせならスケッチをしているところの確認をするまで、もっと緊迫感が欲しかった。
ウェルキンは言いたいことを言おうとしたいのかしないのか、結局、ズルズルとスパイ扱いか。
アリシアがちゃんと聞こうとしなかったっていうのもあるけど。
軍事会議で気を失って、次回予告でも同じことしていたドリルヘアー少女は完全に自警団に向いてないなあ。
自警団に志願したけど町を守るための殺し合いまでは考えてなかったんだろう。
ウェルキンが脱走して撃とうとするも、撃つことができないアリシアだけど、
帝国の兵士にはあっさりぶっぱなす?
ウェルキンが脱走している時はスパイ容疑は全く晴れてないよね?
その後の屋敷に向って走るシーンは緊張感がまるで感じられなかった。
もちろん、帝国の兵士が追いかけてきていると判っているというのに屋敷内でのんびり歩いてたり、
悠長に喋ってたりするシーンからも緊張感は感じなかった。
きっとウェルキンののんびりしすぎキャラが拍車をかけているんだろうなあ。
それでも最後に出てきた戦車には思わず期待をしてしまったが。