雪山滑り(サンメドウズ清里スキー場)

決して滑落ではない。


3月4日(日)、友人に藤沢まで来てもらい早朝4時過ぎに出発。
途中、休憩を挟みながら7時前にサンメドウズ清里スキー場到着。
雪合戦があるようで駐車場スタッフに案内された。けっこうな広さのある駐車場はまだガラガラ。
8時半にリフトの営業開始。久しぶりのスノボーだ。
山頂に到着。リフトより上に小屋があるので足を運ぶ。

ここから赤岳に行けるんか。なるほど。

山頂小屋に到着。


景色は良い。



滑っている最中に山側に顔を向けると高確率で赤岳を目にする。あそこの山頂に立つのはいつになることか。


で、2本目を滑っている最中に急にコケた。歳も歳だから体がついていかないのか…糞が!
って思ったがどうにも足が固定されない。
「?」
不思議に思って足を見ると…バインディングのストラップが3箇所根本から折れてた。
「!???」
一瞬、混乱www
まだ1本目しか滑ってないぞ!てことで歩いてセンターハウスまで行き、渋々ボードレンタルすることに(´;ω;`)
重いボードを持ってきた意味がなくなってしまった…つかゴミになってしまった(おい)


午前中(午前券:3800円)滑って撤収。
サンメドウズ清里スキー場までノーマルタイヤで行けるし(運が良かっただけ?)メチャメチャ遠いってわけではないから気楽な感じで行くには良いかもしれない。
広さ的に1日いるのは退屈になるかなあ、って印象。
半日で十分かなと。ちなみに駐車場は10時前には満車で人も多かった。


楽しみの一つである温泉はというと「甲斐大泉温泉パノラマの湯」へ。
スマホの100円割引クーポン見せて720円。
それほど混んでなくて開放感ある露天風呂は素晴らしかった。残念ながら富士山は見れなかったがのんびり浸かれたから良しとする。


談合坂SAで遅い昼飯を取って帰宅。中央道の上りが15時過ぎに渋滞が発生するということがわかったのは儲けもの。今後の参考にしよう。

キャンプ 田代運動公園 中津川河原 4回目

2017年の年末。登山とキャンプを楽しもうと思ったが普段の怠惰な生活からか仕事のストレスかは分からないがイボ痔と口内炎、喉の痛みから断念した。
その時の山行予定だったルートは1月に実行済み。残るはキャンプだ!


2月の3連休、天気は上々。
寒いから人もそれほど居ないだろうと高をくくって田代運動公園の中津川河原へ…。
若干暖かかったからか思った以上に人がいる(¯―¯;)
が近くに居たファミキャンはデイキャンプだったようで夕方には撤収していた。そんな人達が結構多い。
そんな訳で予想外の寛ぎを得た!


で、今回試したかったのは去年に登った鳳凰三山の宿泊時の服装で大丈夫かどうかだ。
キャプテンスタッグのタープにケシュアのコット。
夕方の風は夜には収まりホッカイロが一番の功労者だがバッチリ快眠ができた。
…夜中に風が吹かなければ(´・ω・`)
つーことでテントを設営していれば完璧だったかもしれない。
あとはむき出しの顔が寒いってことだ。これはネックウォーマーでも被っとけば解決すると思われる。


朝7時前に起きると水はバッチリ凍っていた。
そしてまばらだが人は多くソロキャンもそこそこ見られた。

前にも書いたがタープは撤収が楽ちん過ぎる。風の問題をうまく解決すればテントは冬でも要らなそうだ。

大山(12回目)

1月下旬に大雪が降った関東平野部…行くよね?もちろん。
てことで大山へ。塔ノ岳辺りと迷ったが夜に用事があるのでサクッと行ける大山をチョイス。
丹沢の大山…去年の1月から全く登ってなかったんだなと。
とまあそんな訳で1年ぶりの大山登山。
数日経ってるし道路の雪は殆ど無くなっている。これはノーマルタイヤでも大丈夫だろうと、高をくくったが…。
ふれあいの森 日向キャンプ場の駐車場へ行くつもりが学習センター辺りから凍結と雪が酷くなってきたので断念。が、Uターンできる場所がないので仕方なくバックで戻る…しかし途中でタイヤがスタックしてしまった。
これは流石に参った。あ、そういえばキャンプ用の木板と薪があったわ。ってことでタイヤの下に嵌め込みなんとか脱出。朝6時の出来事です。
やれやれだぜ。
第2候補の駐車場、日向薬師まで戻り無事に駐車。朝食食べて準備をしていたら6時半を過ぎてしまった。


ルート。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1368950.html


日向ふれあい学習センターの登山口から。ここで初めて実践するチェーンスパイクを装着…すげえ。めちゃ簡単に装着できる!

当然雪はガッツリあります。

1年ぶりです!

見晴台に到着。

全くそうだね。でもこのデカデカとした看板は要らん。

雪山でも知っている山だと安心感が半端ない!

てことで山頂に到着!


新顔の野良かな?

もっと空気が澄んでいたら男体山と因縁ある奥白根山が見えるそうな。

それでも景色はよく見える。


のんびり過ごす。


江ノ島はいつもどおり見える。

トイレ裏へ。見事な富士山と丹沢山塊。

大山へは何度も登っているというおじさんと少し話す。しかもヤマレコ仲間だった!
別れを告げて下山開始。
伊豆方面。

富士山。

鳥居から。

初詣を済まし大吉のおみくじもゲット。うーん。滑落にいぼ痔などわりと散々だった去年と同じパターンだが大丈夫かこれ?


12時前に駐車場に到着。蜜柑が安かったのでゲットし帰宅…雪が楽しかったことに浮かれすぎていたかもしれない。駐車場にチェーンスパイクとポールを見事に忘れた!
翌早朝に戻り無事あったから良かったものの、無くなってたらめちゃ凹んだ。
つーか注意力なさすぎいいいいいいいいい!普段の行動でも気をつけなければ(-_-;)

大山三峰山・辺室山(1回目)

2018年最初の登山は、あまり踏み入れたことのない東丹沢へ。
4時半に藤沢を出発し、6時前に広沢寺温泉の無料駐車場に到着。それなりの広さでトイレ有り。
6時20分に出発し、尾崎バス停に7時前に到着。けっこう長い道のりだった。

あの真っ赤な山は辺室山だろうか。

7時20分に宮ヶ瀬湖行きのバスに乗車。登山者がけっこういらっしゃる。
土山峠バス停に7時40分頃に到着。降りた客は自分を含めて2人だけだった。


ルート。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1359219.html


気温は0度。まあこれでも歩いていればすぐに暑くなる。
登山口。

登山ポストあり。

最初から急登だが、それを登ると眼下に宮ヶ瀬湖

進んでいると前方で音がしたので顔を上げると…7匹ほどの猿の大家族(?)

残念ながら行動が早かったので、急いでカメラを向けたため思いっきりブレたw
一束ごとに丸まっていて可愛らしい。

冬枯れた景色は嫌いじゃない。

地面が凍っていてザレ場のような感じで微妙に登りにくい。
そんな中、辺室山山頂に到着!けっこう広い山頂。

展望は微妙だ。


あまり休憩はせず、ここから下りが続く。

9時に物見峠に到着。


大山三峰山は経験者向けだそうです。なのでこれまで以上に気を引き締める。

登山道のど真ん中から一本ニョキっと。

崩壊しとります。



東丹沢アート。

崩壊場所からの景色は良い。

東丹沢アート。

この木道はどうしたことか。

ここから急登。


茶色の道に青緑の石が一際映える。

ここから鎖場の連続&道狭し。




10時過ぎに大山三峰山山頂に到着!

山頂付近は慎重に行動しなければならい箇所だった。
ここでおでんでも食べて大休憩。寒い時の温かい食事は最高です。


十分休憩したので出発。ここから下る一方。

暫く下りると左下に涸れ沢のような場所。そして落石がちらほら。鹿か猿でもいるんかな。

更に下ると水だ!

水だ!

水だあああああ!

久しぶりの木道…というか橋。

森林浴って素晴らしい!

水…沢だこれ!






この橋は老朽化していて使用禁止になっていた。

森林浴は素晴らしいらしい。

まあでも自然に囲まれているとめちゃくちゃリフレッシュされるのは実感してます。
こんなに素晴らしい沢が今回の山行で見れるとは思いもしなかったから本当に良かった。



これは一体何の植物だろう。

角度によっては白に見えたり緑に見えたり。全体は短い毛で覆われている感じだ。
癒される。

トイレ有り。

氷柱ができていた。


林道は凍結中。

途中で鐘ヶ嶽へ折れる道があるが今回はパス。
山神隧道。ヘッドライト装着。

二の足林道ゲート。

しかしここがゴールではない。
ここから20分ほどのどかな道を歩き、広沢寺温泉の駐車場に到着。
お疲れ様でした俺。トレを利用したが手洗いの水は出なかった!


ここら辺の日帰り温泉を利用しようと思ったがどこも1000円ばかりなので以前利用した「別所の湯」を利用。
まさかここでのぼせて倒れるとは思いもしなかったけど(´・ω・`)
マジでびびったわ。倒れた先が露天風呂の中だったのが不幸中の幸いか。


山行中の展望は微妙だったがコースとしては歩きがいのある道で面白かった。開けた場所は殆どなかったので夏は夏で涼しく感じられそう。展望は冬より悪くなりそうだけどw
そろそろご無沙汰している大山へ登らねば!

畦ヶ丸(1回目)

7時少し前に西丹沢ビジターセンターに到着。
既に10台以上の車が止まってる!みなさんお早いねえ。
朝食を取り準備していると…どうやら7時10分のバスに間に合いそうだ。
周回するために反時計周りで帰りは車道を歩く予定だったが、バスに間に合うなら時計周りにしてしまっても良さそうだ。
てことで大滝橋バス停までバスで移動。


ルート。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1332223.html


バスを降りたら反対側に渡り、黄色い看板へ。

黄色い看板通りに進み左に逸れる。

少し寒いがどうせすぐに暑くなる。

辛うじて紅葉。

澄んだ水が素晴らしい。


林道を暫く進み更に左へ。

曲がった途端、広い空間に出くわす。

途中で数えるのをやめるくらい渡渉する。



途中、後方で落石の音が…。なんだあ?と思い上を見ると2頭の鹿がこちらを見ていた。どうやら落石犯はこいつらのようだ。ちゃんと「らーく!」て叫べよ!
暫く進むと…雪?そんなバカな!

まあ前日は平野部で冷たい雨が降っていたから山では雨ではなく雪が降ったのだろう。
鬼石沢。

一軒屋避難小屋に到着。

中はきちんと掃除が行き届いていて綺麗だ。ノートに書き込みベンチに積もった雪に落書きをしてみる。

思っていたより寒いらしい。持ってきた温度計は0度だった。

西丹沢は水が豊富なイメージ。

ピンぼけしてしまったが鹿。

人はいないし空気も水も澄んでいて歩いていて楽しい。



西丹沢アート。

大滝峠上に到着。

屏風岩山に行こうか迷ったが今回はなんとなく止めておくことにする。
畦ヶ丸目指して出発。

標高が上がるに連れ雪が多くなった。雪だるまでも作ろうかと思ったが湿気のない雪でサラサラと指の間から抜け落ちていく。

この山行で唯一眺望が良かった場所。

10時前に畦ヶ丸避難小屋に到着。

ここで大休憩。ジッとしていると急速に体が冷えていく。暖炉が使えるようだがまたの機会ってことで。ここにあったノートからけっこう泊まっている人がいるようだ。暖も取れるしいつか泊まってみたいものだ。

避難小屋の上にはベンチあり。寒くなかったら外で休憩しても良さそうだ。

避難小屋から少し登ったところに今回の目的地、畦ヶ丸山頂に到着!


この石積みは補修記念碑だと。


三角点。

ついでにセルフ!

景色がよろしくないし、休憩は避難小屋で十分取ったので早々に移動。

けっこう急斜面なところがちらほら。


ベンチ…誰か忘れてますよ。

ここでルートを見失いそうになる…メガネを掛けていてよかった。リボン発見。

このあたりは崩落でもしたんですかね。

ここを過ぎると沢に出る。








名のない滝。


橋が完全に流されている。

下棚沢へ逸れる…おおこれはいい。


滝壺まで行ける。



秘境感たっぷり。



名のない滝。

こんなマークをよく目にした。

広々した場所でのんびりするにはいいところ。

堤を越える。

右端から下りてきた。

もう着いてしまったか。

影を自撮り。

あっという間の山行でした。

車は更に増えていた。


今回の山行だが薄っすら雪が積もっているとは思いもしなかった。チェーンスパイクがあれば安心だけど無くても問題ない状態だった。
人が少なくのんびりと気楽に歩ける、それが西丹沢の良いところだと思っている。
一方で展望があまり良くないのも西丹沢らしいといえばらしい。今回もほとんど開けた場所はなく歩くことを楽しむと言った山行だった。
そして見事にスルーしてしまった本棚沢。次回は別のルートで通った時に必ず見に行こう。


今年もあと1回丹沢の何処かの山を登ってそのままキャンプして締めかな。

ドライブレコーダー DRY-ST1000c(ユピテル)に交換

2013年9月にDRY-FH200を購入。特に何も問題なく使えていたが今年の夏くらいだったなかなあ。ユピテルドライブレコーダーが発火するというニュースが流れリコールとなった。
自分が買ったのは何も問題無だろうと思っていたがもろに該当製品だった。リコール対象製品が該当したのは初めてだわ。
ドライブレコーダーは普段から部屋に持ち帰っていたのが良かったのかもしれない。正直、交換するの面倒くせえなあ、って思っていたが万が一ってのが嫌なので交換申請。
で、先日新しいドライブレコーダーが届いた。

DRY-FH200よりDRY-ST1000cのほうが性能はいいようだ。
ただ、設置すると前にコードが来てしまうのはどうなの…。


ドライブレコーダー DRY-ST1000c(ユピテル)

鳳凰三山(1回目)2日目

4時過ぎに起床。もう一人の登山者はまだ朝食まで時間があるため寝ている。なるべく音を立てないように場所を移動し出発の準備と朝食をとる。
アルファ米は軽くて保存も効くから便利なんだけど美味しくないんだよねえwなのでなるべく白米じゃなくて味のついたものにするけど。
5時に出発予定だったがなんだかんだで5時半になってしまった。稜線で朝日を拝みたかったが厳しいかな。
そして昨日濡れた服は全くもって乾いてなかった(´・ω・`)
今後、色々と対策が必要な雨の中の山行となった。登れば登るほど 雨→みぞれ→雪 と状況が変わっていく経験をしたのはある意味貴重だったのかもしれないが


ルート。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1296515.html
この日もスマホが再起不能なためGPSログが取れず。ヤマレコに載せているログは手動ですw


昨晩には雪が止み星空が見えていた。昨日先へ進んだ人たちのトレースも十分残っている。小屋を出たら樹林帯に入り急登が続いた。
これは昨日進まなくて正解だった。この樹林帯を抜けるのはまだかまだかと日の出時間が気になり少し気が急いている。
途中、自然の避難所を発見したり。

頭の中で想像してみる。昨日の状態でここで一晩過ごせただろうか…うん、むり。服が濡れてたのが一番きついからこんなところで一晩明かしたら死ぬな。まあ、着替えは持ってきているのでなんとかなるだろうけど。


暫く進んでいると木々の隙間から真っ赤な光が差す。タイムアップ!日の出を拝むこと叶わず。
太陽の逆側を見るとモルゲンロートの北岳が見える。

ギリギリセーフってことにしておくか。
砂払岳。

ここから開けた場所に出た!
お見事!

富士山もバッチリ!

天気予報は大当たり。見事な快晴だ。
前方に薬師岳

さて、アイゼンの問題だが。砂払岳の下りで見事にツルッツルの場所が。これはやっぱりピストンになるかなあ、とちょっとガッカリ気味になる。
うさぎか何かの足跡。


本日の先行者は人でなく野生動物でしたか。
薬師岳小屋を過ぎ一人の足跡がずっと続いているのでちょっと安心。
…が、あれ?薬師岳スルーしてる!ってことで通り過ぎた薬師岳山頂に向かって引き返すwもう少し考えて行動しような俺。
てことでこの日、薬師岳一番乗りは私であった!


逆からだけど気にしない!
歩いてきた方向を振り返る。

今回断念した白峰三山

来年こそ待ってろよ!絶対に行ってやるからな!
さて鳳凰三山というくらいなので山が3座あります。一つは今しがた登頂を果たした薬師岳
そして稜線上に見える観音岳

では出発。
あの尖った山は甲斐駒ヶ岳かな?

迫力のある稜線の影。

観音岳まであと少し。

木々についた氷が足元にあちこちに落ちている。この落ちる音が本当にキラキラ音を立てて素晴らしい音色を奏でていた。
決して大げさに言っているわけではなく。

てことで7時半。観音岳登頂!

ここでちょっくら休憩。三脚構えてる人は昨日小屋で休憩している時に少し話した人だった。薬師岳小屋に泊まり朝…というか夜中2時に小屋を出発して撮っているらしい。
ここでも少し話したが、年齢的に今回の山行で南アルプスは最後なんだとか。これはまた記念すべき時に会うこととなった。薬師岳小屋にもう一泊するとのことでこの稜線上にいることがわかったので「足元が危なかったらピストンして戻ってくるんでまた会うかもしれませんね」と別れを告げて出発することに。
それでは行きますかね。

真ん中の一際尖った山、あれが3座目の地蔵岳

流石にあの岩の上にはいかないけど。

たまーにこんな傾斜を下りたり。

途中、先行者が誰もいなくなった時に青テープがある右へ進んだがどうもコースからズレていると早めに気づいた。いやーあれは本当に早く気づいてよかった。あのまま進んでいたら五色滝の方へ進み得意の(?)プチ遭難になっていたかもしれん。恐るべし雪山!w


思ったよりアップダウンのあるコースなんだなあと思いながら進んだり。

飛行機雲がよく映える。

途中、地蔵岳からきた登山者と情報交換しつつ立ち話し。青木鉱泉のほうは一部通行止めになっているとか雪のため縦走しないで引き返す登山者もいるとか。
9時前にようやっと地蔵岳に到着!

見事なオベリスク!てことで鳳凰三山制覇!いやー疲れたけど心地いい。つか使っていないテントが地味に重いw

地蔵様は何を思って下界を見下ろしているのか。

左に地蔵岳オベリスク。右に赤抜沢ノ頭。ピストンするかはとりあえず赤抜沢ノ頭に到着してから考えるかなあ(もうほぼ決まっているけど)

さらば地蔵岳。今度はテント泊で来たいもんだ。次に訪れるなら夜叉神峠からじゃなくて青木鉱泉の方からかな。


では出発!上から見下ろす。

9時過ぎに赤抜沢ノ頭に到着。バックには標高第2位の北岳と3位の間ノ岳

さてどうするか。改めて山の状況を見てみるが…下に行けば行くほど当然雪はなさそうだ。


とりあえずここまでノーアイゼンで問題なかった。時間もまだある。もうちょい先の高嶺まで進んで考えてもまだ大丈夫そうだ。
そう判断し広河原方面である高嶺まで進む。ここから先はまだ誰も足を踏み入れていないためトレースが無い。そのため注意深く進む必要があるぞと自分に言い聞かせ慎重に足を運ぶ。
振り返ると先程まで右から左へ歩いてきた稜線。

途中、藪漕ぎに遭うもカメラを濡らすまいと守るのに必死w

富士山もクッキリ。


いつまでも見える白峰三山

10時、高嶺に到着!看板が埋もれていたので雪を払って立てておく。高嶺直前の登りが微妙にキツかったぞおい。

よし!広河原まで行っちまおう!雪の状況から決意する。奥白根山の道間違いを教訓に今度は意識して行き先を撮っておく。
白鳳峠はここから40分位だそうで下りきったところか少し登った最初のこんもりとした辺りかなと目星をつける。

あの山々はどこだろう?中央アルプスにしては位置が微妙だし…北アルプスなのかな?



高嶺から少し進んだところで急斜面を下りることになったので慎重に慎重を重ねて時間をかけて下りる。
するとまさかの登ってくる登山者!これは挨拶だけで終わらせる訳にはいかない!きっちり情報収集しなければ!
てことで白鳳峠はここを下りきったところにあること、白鳳峠から広河原までは凍結は特になくアイゼンは要らなかったと嬉しい情報も…ピストンにしないでよかった。
10分位話し込んでしまい別れる。色々とあった不安要素がなくなったことで足取りが軽い。
眼下に見えるのは富士見町とか茅野市辺りだろうか。

雪が立ってる!

ガンガン下ります。

すると登ってくる登山者。これまた話し込んでしまう。テントはあまり使わずツェルトでもけっこう過ごせると聞き北岳でも大丈夫だったと…重いテントはやっぱり考えてしまうなあ。
改めてこれより先の雪の場状況と白鳳峠の場所を聞き礼を言って別れる。翌日も天気が良いらしいからこの日に登ってくる人はちらほらいた。
何かあったのかな?

樹林帯に入る。

めっちゃ分かりやすい標識があったw白鳳峠到着。

ここを左へ。で、樹林帯を抜ける。

ドーンと広がる開放感ある景色!目の前には大迫力の北岳


思わず声を上げてしまった。誰もいなくてよかったぜえ。樹林帯を抜けたところでこの景色は本当に凄かった。この圧倒的な景色は画像で伝えるのは難しい。
感動しながらも下るのは早い。

再び樹林帯へ。ここから長い長い長ーい急斜面の下りが続く。

ハシゴやお手製の橋なんかもたまにある。


いつまで続くのか。

12時半。やっと見えたアスファルト

登山口はこんな。

ここから10分ほどアスファルトを進む。もう腿がプルプル膝がガクガクwww

紅葉はいい感じだ。先程までの雪景色が嘘のよう。


広河原山荘へ足を伸ばしてみる。きっと来年訪れるだろうから下見にね!!!

本当に雪がないんだなあ。まあでもいい風景だ。



登山雑誌なんかで書かれているシャワーはどうやら長いこと使用不可のようだ。

本来の4泊5日山行の2泊目はここでテント泊予定だった。

そろそろバス停に向かうか。



異様にデカかったので思わず撮ってしまった。

バス停。

14時のバスで夜叉神峠へ戻る。14時まで1時間以上もあるので天気もいいし外でのんびり待つことに。登山者だけでなく紅葉を撮りに来ている人もちらほら。そしてあまりにも暇だったので虫を観察してましたwこれがけっこう面白いと自分なりの発見。


15時過ぎに夜叉神の森に到着。駐車場はかなりの車で埋まっていた。なんにせよ無事に下山できたことはありがたい。下山後の楽しみでもある日帰り温泉は白峰会館で。ここも車がけっこう止まっていたので混んでいるかなと思ったが、ほぼ貸切状態で拍子抜け。お陰でゆっくり過ごすことができた。
帰りはあまりにも腹が減ったので釈迦堂PAで信玄鶏の鶏玉あんかけ丼。そして厚木PAで味噌ラーメン。短時間で食いすぎたが満足だったので良しとしよう。次は改装でもしたのか店の多い談合坂SAで飯でも食べてみようか。


持っていったテントは一切使わなかったがシュラフ類は役に立った。レインウェアのポケットに入れていたスマホがまさかの水没状態で壊れたことがちょっとショック。生活防水仕様だったが生活防水ってレベルじゃなかったか…。電話帳なんかはバックアップ取ってなかったので当然全て消えた。
レインウェアは買い換えを考えようかなってとこ。ただあまり使ってないんだよなあ。あとレインウェアのポケットに電子機器を入れるのはやめようと思ったw


今年の遠征山行はこれで最後かな。あとは丹沢登山と自分にとってこれからオンシーズンとなるソロキャンプだな!
チェーンスパイクは近いうちに使いたいなあ…って丹沢じゃ今年は雪は降らんかw今がちょうど紅葉シーズンだし。
そして来年は白峰三山を縦走する…テントはちょっと考えようか(おい)

鳳凰三山(1回目)1日目

さて滑落以来の登山だ。


7時。うーん雨が小降りにならない。

7時半になりようやく小振りになったことを確認できたため出発。
正直、寒いし雨降ってるしで帰ろうかと思った。


ルート。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1296515.html


夜叉神峠登山口から出発。小降りだったのは僅かな時間だった。そして雪は降らんだろうと高をくくってチェーンスパイクは車に置いてきた。
緩やかな登りを進んでいく。ようやく夜叉神峠に辿り着いた。
うっすら北岳と雲海が見えた。

紅葉はもうちょいかなあ。


雨で緑が映える。

杖立峠。

雪!?

と思ったらみぞれだった。
火事場跡。

まだ辛うじてみぞれ…かなり寒い。

苺平…もう雪だこれ!

あとどれくらいで南御室小屋へ着くのかとスマホで現在地を確認しようとした…あれ?電源が落ちてる。
電源ボタンを押してもうんともすんとも言わない。これは一体…いやとにかく寒いから先へ進もう。ちなみにこの時 −2度。
12時。ようやく本日のゴール地点、南御室小屋に到着。辺りはすっかり雪景色。


テント泊予定だったが異様に寒かったので寝具なしの素泊まりに変更。飯も寝具もテント泊するつもりだったから持ってきていたのが助かった。


服がけっこう濡れていたのですぐさま着替え干させてもらう。

あとはもうビール飲みながら飯食いながらぐだぐだして過ごす。その後、もうひとりの宿泊者である登山者が到着して色々話す。
そしてスマホはというと…ずぶ濡れが原因でぶっ壊れてた(´;ω;`)なんか電池パック外してスマホ本体を振ってみたら水が出てきたんですよ。これは割りとショック。


しかしみんな南御室小屋は休憩所と利用し、宿泊地は薬師岳小屋なんだな。改装したっていうのもあるんだろうか。
2日目は快晴との天気予報だが雪が気になる。チェーンスパイクを置いてきたのは失敗だったなあ。
予定は広河原まで行こうと思ったが雪の状態によっては途中まで進んで夜叉神峠へのピストンだな。


ちなみに暖房のない小屋では以下の装備で寝て全く問題なかった。これをテント泊で試してみたかったなあ。
7時半が消灯時間のため早々に寝て翌日に備える。
・メリノTシャツ(アイスブレイカー)、スーパーメリノウール M.W. ラウンドネックシャツ(モンベル)、ハーフジップのロングスリーブ(ノースフェイス)
・極暖ヒートテックのタイツ(ユニクロ
・上下ダウン(ミレー、ノースフェイス)、テントシューズ(イスカ)
・貼るホッカイロ、足用ホッカイロ
・ニット帽、ネックウォーマー
シュラフ:ダウンハガー#3(モンベル
・クローズドセルマットレス Zライト ソル(サーマレスト)


2日目の山行に期待。

白峰三山の縦走断念!

やっと夏季休暇が取れたので鳳凰三山白峰三山を4泊5日で縦走しようと思ったがどうにも天気がよろしくない。
そのため白峰三山に絞って登山を目論むが…。


台風21号の影響から10月24日時点で南アルプス登山バスの奈良田〜広河原線が運休となってしまい、運行するのは翌日の始発便からだそうだ。
http://yamanashikotsu.co.jp/noriai/hirogawara_Bus/2017hirogawara.htm
白峰三山にするなら2泊3日の予定になるので下山後には運行中ということだ。
そのため当初は奈良田温泉→(バス)→広河原→白峰三山奈良田温泉の予定を
奈良田温泉白峰三山→広河原→(バス)→奈良田温泉に変更。


初日は大門沢小屋にテント泊をするつもりなのでそれほど時間はかからない。そのためのんびり8時過ぎに出発。


ルート。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1296195.html


奈良田温泉の駐車場は自分の車1台のみ。

バス停。

トイレ。大きく水と書いてあるが右にある蛇口から水は出なかった。シーズンオフだからだろうか。

橋を渡り…

すごい水量を見て不安になったw

第一発電所

登山口到着。これを左へ。

微妙に青空が見える。

ゲート到着。

隙間から山が…大籠岳かな?

そこの真ん中から流れて見えるは沢…左下が崩壊してる。

ところどころ台風(?)の爪痕らしきものが。

まったく水量が収まってないなあ。

大門沢小屋までいくつか沢があるそうだからこれは無理かもしれんなあ(´;ω;`)
休憩所。

林道を歩いていると後ろから車で走ってきた砂防工事の人に「きっと増水して渡れないよ」と言われた。あー、やっぱり。
堤の水量も凄いことに。

砂防工事中のため仮設登山道を進む。

上の吊橋を渡ってみたかった。


仮設登山道を進んだすぐのところでご覧の有様。

駄目だこりゃ。向かいに登山道らしき手すりが見えるんだよなあ。目と鼻の先なのに(´・ω・`)
角度を変えると左下に崩壊した青い鉄製の物体。

もとは橋だったらしい。
渡渉できる場所を探してみたがどこも水量が多く茶色く濁って流れが早そうな場所ばかり。それに川幅も狭くないときた。


はい、撤収(血涙)
ここまできておめおめと神奈川に戻れるか!てことで翌日天気が悪そうだが翌々日は快晴っぽいので鳳凰三山のみに変更することに。
4泊5日がまさかの1泊2日まで短縮されてしまうとは(´;ω;`)


でせっかく温泉地に来たんだからと女帝の湯で貸切風呂を堪能して、夜叉神峠登山口のある夜叉神の森に移動し終了。

伊豆旅行

9時に藤沢出発。
思っていた以上に道路が混んでいなかった。


まずは大室山へ。

山頂へは歩きで登れず、リフトのみというちょっと変わった山。
火口ではアーチェリーができる。

箱根方面。

伊豆シャボテン公園

辛うじて富士山見えた。

てことで火口一周。


山頂。






風が強くて寒かったがまあまあ楽しめた。
てことで下りる。


もう昼過ぎなので下田の「勝」という店で、まかない丼を注文。
うーん。ぶっちゃけ微妙。刺し身は少ないし酢飯の量でごまかしている感が半端ない。


モヤモヤした感じで旧澤村邸へ。初めて訪れたけど無料でけっこう見どころある。
そのまま下田公園へ。

そしてペリーロードを散策。


西伊豆で夕日を見たかったが雲で見えそうもなかったので撤収。
渋滞を避けスムーズに藤沢着。