苗場山(1回目)へ登ってきた!

金曜日。22時に神奈川を出発。途中休憩をはさみながら、3時前に『道の駅みつまた』に到着。
5時に起床し、苗場山林道に入り、かぐらスキー場の第2リフト町営駐車場に6時前に到着。
自分の車以外は1台も止まっていなかった。


ルート。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-875307.html


天気は上々。早速行きますか!

ぬかるんでいて滑る…。

つくし!

暫く進むとコンクリの道に。左の建物が和田小屋。

和田小屋に到着。

スキー場を整備している…まさかまだ営業しているのか?

そんなことより登山道が全く見つからないんだが!?
地図を見ると、とりあえず目の前のスキー場の頂きに行くようなので、やりたくないがスキー場を直登することに…磐梯山思い出した(´・ω・`)
暫く登った後に、右に行ったら細い道が…これ登山道じゃなくてただのコースだよなあ。

案の定、先ほどのメインコースに戻った。

取り敢えず6合目まで登ってきたけど…あ、一番上の看板。目指す『神楽ヶ峰』の表記。更に隠れているが、『苗場山』の文字が見える。方向的には合ってるんだよ、方向的には。

地図とにらめっこして、少し下りたところに…「登山道」の文字!!!

ようやく会えたよ登山道。
って、バッチリ雪ですなあ。下ノ芝。

撮ってないが、ここから暫く雪で登山道が埋まっていてサッパリわからん状態に。
しかし、雪解け水はどうやら登山道を流れていると気づいたので、水の流れの音、地図、コンパス。
これを頼りに進んでいくと、開けた場所に出た。

中ノ芝に到着。帰りはここで休憩しようかなあ、なんて思ってみたり。

そして先程からチラホラ目にする泡。

なんなんだろうこれ。
進行方向は晴れ。

しかし、後方から雲がじわじわと這い上がってくる。

上ノ芝。

スキーによる苗場山登頂に成功した偉人らしい。

小松原分岐。左へ。

これ雪で埋もれてたら迷いそうだ。
いい天気だ。

神楽ヶ峰。

目の前の大きな山が目指す苗場山。まだ結構遠い…。

左へ目をやる。あの尾根の先が赤湯温泉なんだろうなあ。

水があるが、先ほどの泡を見てしまった後だと飲む気になれず。

最後は急登になってそうだ。

案の定なかなかの登りでした。

そして開けた場所に出た!



あれはまさか。

山頂だ!百名山一座制覇!

いやー、疲れた疲れた。


そしてガスで視界不良。

取り敢えず無事に登頂できたことと、無事に帰れるように祈願。

晴れてきたぞい。

小屋の中で休憩してみたかったが、流石に閉まっていた。

ジュースも売ってるって知ってたからさあ、けっこう期待してたんだけどね!(おい)
広大な山頂だ。



ポツンと自分のリュック。

だーれもいない。

雲で遠くまでは見渡せず。

谷川岳方面。

赤倉山方面。


山頂でこういった広い湿原ってのは珍しいのでは。


そろそろ下山ですかね。



戻ってまいりました。真正面の山、神楽ヶ峰を目指す。

花。


お花畑らしいけど、時期が早かったかな。

地味に疲れる登り。

神楽ヶ峰を通過してすぐ。右に行くとドラゴンドラ
一瞬頭をよぎったが、車までえらく遠回りになってしまう。なので左へ。

股スリ岩。

眼下にはカッサ湖。

行きに考えていた通り、中ノ芝で休憩。
今まで防風は100均の油はねガードだった!
凄い進化だw

谷川岳が見えた!

中ノ芝より下。何度も穴に嵌る。おまけに下は雪解け水が大量に流れている。おかげでビショビショ。

これが1度や2度ならいいが、両手で数える以上に嵌ったぞ!
気温が高くなって朝よりだいぶ雪が柔らかくなっていた。
登山道がもはや小川と化している。


下山時はスキー場を通ること無く…っていうか正規の登山道が雪解け水でひどい有様だった。
これならスキー場通った方がマシだった…でも普通に営業してたから登山道から下山するしか無いよなあ。
虫は多い、足は水で中までびっしょり。散々な下山だったw
そして登りのとき見つけられなかった、和田小屋からの登山道口に出た。


登りの時は右端まで行くべきだったか。なんか谷川岳の時も同じような状況だったような…。
あとはアスファルトの道を下って車まで。
ゴンドラ動いてた。

なんだかんだで天気良かったし、いい山行でした。


下山後、やはり自分の車1台しか止まっていなかった。しかも山行中、登山者に1人も会わないとか。
街道の湯で汗を流す。ここも途中から貸切状態。湯加減も良かったし、大変気持ちよかった。
で、19時前に神奈川に到着。


当初の予定は赤湯林道→昌次新道→苗場山→龍ノ峰→赤倉山→赤湯→赤湯林道
っていう大回りのコースを計画していたけど、久しぶりの登山で体への心配、日没までの時間。神奈川まで帰る体力。
これらを考慮して渋々却下し、祓川コースのピストン。正直、これで正解だった。思った以上にキツかったので。
それと虫がまだ活発なっていないであろう残雪期を選んだつもりでいたが、大量に虫がいたことに驚いた。
ブヨとか蜂がいなかったのはまだ良かったけど。
それにしても本当に疲れた。精神的にはそれほどでもなかったけど、体は悲鳴をあげていたようだ。


親父殿にもらったモンベルの靴がもう限界ボロボロ。
登山靴、買いに行きますかね…。