『空の境界 -忘却録音-』


† よくってよ…よくってよ!
黄路はなかなかいいキャラだったな(笑)
DVDは第一章『俯瞰風景』が出て既に1年過ぎたんだが、ようやく第六章まできたか。残りは第七章を残すのみ。劇場まで足を運ぶ気になれないんで、早いとこ第七章もDVD化してほしいです。
今回は異常者と変態コンビによる礼園女学院で起こる事件の究明。
橘佳織は原作では担任による援助交際が発端で死に至ったけど、劇場版では麻薬を扱っている担任を目撃→薬漬け→自殺を図る→一命を取り留めるて設定に変わってたな。死ぬはずの玄霧は唐突に姿を消しちゃうし。
玄霧と黄路の関係を触れてないから、全体的に内容が希薄だったのが残念。つーか、これは少なからず鮮花の心情にも関係があるんだから触れてほしかった。式の記憶を再生する時のやり取りも微妙だった。
それでも個人的には鮮花の百面相を目にすることができたから、他はどうでもいいや!
CMでお馴染み(?)の鮮花が振り向きざまの笑顔は冒頭シーンだったのか。しかも誰もいないところでそんな行動を取っているから不自然すぎだったよ。まあ、良い笑顔を拝めることができたんでそんな疑問は吹っ飛んだけどね!式と初対面した時の鮮花の表情や妖精に襲われた鮮花が目を覚ました時の「ぱんち」は面白かった(笑)魔術の訓練で式の人形を標的にするとかもね!それと幼少の頃の鮮花はどう見ても凛です。本当にありがとうございました。
で式がくすねたナイフの件は、パジャマパーティーという内容に勝手に脳内変換されたんで忘れました(笑)
バトルシーンは式VS玄霧は微妙な地味さを醸し出していたけど、鮮花VS黄路は迫力あった。妖精を掃うシーンや黄路の背後にいる巨大な妖精に駆け寄るシーンなどよく動くし。まあ、妖精への止めが踵落としだったのは笑ったけど。
つーか、鮮花に取り上げられたはずのナイフを式が持っている過程がなかったので不自然すぎ。時間の都合があるのか知らんけど、相変わらず過程が抜けている箇所が多いなあ。
…あれ?劇中で出てきた静音は『未来福音』で幹也に憧れを抱いていた未来視の能力を持つ静音だよね。これは意外だった。