予定通り3時に起床。外の天気はどうかな…めちゃ星が近い!満天の星空!!!が、しかし撮り忘れるというね。もうやだ。
この時期の白馬の日の出時間は4時40分。飯を手早く取ってテント撤収し出発準備完了になったのが4時過ぎ。うーむギリギリか?山荘に荷物をデポしカメラと防寒具を持って唐松岳へ出発。日の出を見るためだろう、周囲は多くの登山者で賑わっている。
ルートはヤマレコで。
4時20分、唐松岳山頂に到着。
いつのまにか雲広がってしまっている。
唐松岳山荘が暗がりの中に佇んでいる。
4時40分…だーめだこりゃ。でもすげえ景色だ。
不帰ノ嶮。
剱岳方面は…いいじゃないか。
かなり明るくなったが…。
あまりのんびりもしてられない、ってことで荷物を取りに山荘へ…あれ?
4時55分。このタイミングで朝日!もう笑うしかない。
朝焼けの剱岳。
唐松岳。いい天気だが薄っすらと雲が日本海側から広がってきているのがわかる。
しかし下山方面は素晴らしい天気。朝日が神々しい。
左に唐松岳、中央に不帰ノ嶮の3峰。
2峰と1峰。その奥には白馬岳も。
やっぱり山は素晴らしい景色を見させてくれる。
奥に五竜岳。
唐松岳と不帰ノ嶮。
唐松岳山頂には数人の登山者。
丸山ケルン。
随分下山し標高を下げたことで登山道もだいぶ様子が変わってきた。
扇雪渓。
右の雪渓を尻セードすれば楽に下山できるのではないだろうかと、安直な思考が頭をかすめる。
ニッコウキスゲと白馬岳。
薄い雲が広がるが幻想的だ。
青空はなくなってきたかな。不帰ノ嶮方面。
八方池に到着。
八方池の上部に第3ケルン。
飯森神社奥社で安全祈願。メガネなしでも無事に帰れますように…。
八方池に逆さ不帰ノ嶮&白馬三山。これはいいものを見れた。
ていうかかなり早い時間に到着したんだが…のんびり歩いているつもりだったんだけど…おかしい。
八方ケルン…ポ、ポリンキー。
第2ケルンと…避難小屋?
濡れた木道に足を滑らせないように注意しながら進む。
ワタスゲ。
ニッコウキスゲのお花畑。
ありゃ。もうリフトが見えてきた。
この辺りは高山植物の宝庫で見る人を楽しませてくれる。
てことで7時前に到着。予定より1時間以上も早く着いてしまった。
リフトが7時20分から運転開始とのことなので、それまで休憩。あー疲れた。
それでは楽ちんリフトで下山開始。
「リフト券はこのリフトを降りたところで購入してください」とスタッフさんに言われ、「八方アルペンライン 片道」(1550円)を購入。
びっくりしたのが鎌池に咲き乱れるニッコウキスゲ。これは見事だった。
黒菱平。靄ってる。
リフト!
ゴンドラ!
牛!
8時。下界に降り立った。
ここでのんびりしたいのは山々だが、そうもいかない。
予定より1本早いバスに間に合いそうなので、スマホのGPSで地図を確認しながら白馬八方バスターミナルを足早に目指す。
10分ほど早歩きをして…白馬八方バスターミナルに到着!間に合った!
バスに10人ほど乗り込んで猿倉へ出発。
みなさんはこれから白馬岳へ出発するのか、バスから降りて駐車場に向かったのは自分ひとりだけw
8時50分。ようやく駐車場に到着。めちゃくちゃ暑い…。駐車場の奥の方は驚いたことにまだ空いていた。けっこう収容力があるのではないだろうか。
さーってお楽しみの温泉だ。「みみずくの湯」へ行こうと思ったが熱めの温泉らしく日焼けの体には恐らく地獄。どうしようかなあってことで改装して一新したらしい「八方の湯」へ。ちなみにリフト券で割引適用。
この日の1番風呂でラッキー!と体をサッパリさせた後に真っ先に露天風呂へゴー…あっちいいいいいい!!!
日焼け箇所がめちゃ痛くてゆっくりできない。ここも十分熱めなんですが…(´・ω・`)
湯上り後に八方牧場のソフトクリームを堪能し、今回目的地のもう一つ。大出の吊橋へ!
一番近い駐車場は数台しか止められないが空いていたのでラッキー。
さてさてどうかな。橋の向こうに白馬三山がドーンと…
雲が広がってきていたのは分かっていたけど…こ、これは酷いw
駐車場へ戻りすぐ脇にある吊橋を渡り、
水車小屋へ。水の透明度が抜群で実際冷たく涼し景色だった。
腹が減った、がサッパリしたものを食べたい。ってことで「林檎舎」で「くるみだれそば」。満腹感はあまりないがくるみの味と香りが非常に良く美味しい蕎麦だった。
当初は下山後にキャンプをする予定だったが、この灼熱地獄の中キャンプできる自信がない…のんびり帰りますか。
長野に来たら必ずと言っていいほどナガノパープル、シャインマスカットを購入しているのだが…なんか高いし小ぶりだ。時期じゃないから?結局買わず。
何度か睡魔に襲われもう限界!てことでSAで仮眠を取ろうと思ったが暑すぎてそれどころではない!外のベンチは風があるため椅子に座って目を瞑るだけでもかなり休める。そんなことを2、3度繰り返し無事帰宅。
毎回感じることは山に来ると気持ちも体もリセットされる。やっぱり自然はいいねえ。天候に左右されてストレスになるときもあるけどw
八ヶ岳で断念せざるをえなかったテント泊山行をようやく実行できた。夜に強風はなく雨が降り続けないなんて素晴らしい!おかげでテント撤収が楽ちんだった。しかし大キレットの時もそうだがテント泊装備で不帰ノ嶮通過はきついものがあった。あとは八峰キレットかな!その時もテント泊になるのだろうか(・_・;)
山頂からの眺めはどれも微妙だったが、山行中は初日の雨以外は快適に過ごすことができ景色も楽しめて満足の行くテント泊の山行だった…眼鏡を無くしたこと以外は!
そろそろ小屋泊デビューをしてみようかなあ。何よりのメリットはテントの撤収がなく荷物が軽いってことだし。