『ティアーズ・トゥ・ティアラ』第20話

今回は過去編のようで。
13人目の精霊が誕生したことで不吉と捉え、11人の精霊はミルディンにアロウンを押し付けるも精霊のあり方に疑問を持つミルディンはこれを好機としたのかな?
ミルディンは自らを父と呼ばせ、“変革を告げる夜明けの星”という意味を持つ“ルキフェル”という名をアロウンへ与える。
ルキフェルはミルディンのことが最優先事項という思考のため、弱者である人間は滅んで当然という精霊思考に疑問を持たず、子供を守るために死んだ人間を目の当たりにしても心が動かない。ミルディン1番というアロウンは純粋であり危険思想だったんだな。
本来、新たな真理を見つけ改革の手助けをする存在であるはずの精霊が、真理を押し付け弱者を試練という名において淘汰する、そういったことにミルディンは賛同しかねていたようで…。
つーか、オガムがいるよ(笑)竜族ってのはどんだけ長生きするんだ。
ミルディンは大勢の命によって守られ生き延びた人間の子供(プリムラ?)に禁忌である炎の知識を与え、“初源の歌”によって大地を蘇らせ、春を、生きる喜びを人間に知ってもらうため、また、自分が生きているためにルキフェルは現状を理解しようとせず、お互いに分かり合うことが出来ないためルキフェルの前から消えたのか。
今までのアロウンとリアンノンの会話や壁画のことなど伏線が少しずつ回収されてきてるなあ。で、本当の敵は神の代行者気取りの十二精霊ということで魔王呼ばわりされるようになったのかな?
次回はタリエシンが“初源の歌”を歌うのか?つーか、まさか過去編がこれで終わるんじゃないだろうな……。