丹沢山・蛭ヶ岳へ登ってきた! その1(駐車場 〜 丹沢山 〜 蛭ヶ岳)

先日、有給を取って登って参りました。日本百名山丹沢山と神奈川最高峰という蛭ヶ岳へ!相当疲れましたが(´・ω・`)
朝4時に出発し、塩水橋近くの駐車スペースに5時半到着。駐車していたのは自分を含めて3台だけだった。


ルートはこんな。右の赤丸から出発して、左の赤丸まで。


ここで朝食を取って5時45分に出発。右矢印から車で入ってきて、駐車、そして左矢印の先にある登山ゲートへ。


分厚そうな雲が広がっているが、青空も見えている。ていうか山の天気予報だと今日は午後から曇りのはずじゃ………。なんでこんなに雲が広がってるんだ。
舗装された林道を進むと、よさそうな杖を発見。こいつを相棒に進むことにする。瀬戸橋のところで分岐があるが、行きはまだ元気なので時間がかかるらしいルートを進む。そのため瀬戸橋を渡ってひたすら進む。
右下には川が流れており、滝も数ヶ所で見られた。前後に人がいなく、早朝で山の中ということでものすごく静か。ていうか熊のことを考えるとちょっと怖い。結局、鈴を買ってないしorz


ずんずん進むと左に水が。こういう退廃的な風景は見てて和む。


1時間ほど舗装された道を歩き続けて、国土交通省堂平雨量局の建物を発見。この反対側に登山口がある。
さて、ここから本番です。

山道は整っていて、歩きやすい。が、浮遊してたり張っていたりする蜘蛛の巣がねえ。すげー顔に引っかかるんですよ。前に人もいないしということで、相棒を進行方向に向けながら進む………これが俺流の杖の使い方だ!

急斜面が突然出てきて死にそうになるが、なんとか尾根上にある分岐点に到着。この分岐点で瀬戸橋から分かれた道と合流するらしい。


進むと開けた場所に出る。そこに色鮮やかな植物を発見。

この先に鎖場!鎖場なんて久しぶり過ぎてちょっとワクワク………と言いたいところだが、デジイチを首からぶら下げているため、四苦八苦しながらゆっくり登る。

鎖場をクリアした場所から振り返ると、なかなかの眺望。そしてどんよりとした雲がハッキリわかる(笑)
植物保全のためであろう木の階段や道を進むと丹沢山山頂まで200メートルの文字!テンション上がります。

ちなみに紅葉は一部って状態だった。




そして駐車場から2時間。丹沢山山頂に到着!百名山を一山制覇!


本当に疲れた。最近登った山の中では一番疲れた。しかも今回のゴール地点はここじゃないという(笑)
休んでいるとトレイルランニングしてる人が来た。「あ、駐車場にいた人だ」と気づく。
休憩がてらに話す。この日は20キロほど走るそうで。その話を聞いただけでびっくりですよ。山道なので足場も悪いところをよくもまあ走れるものだと感心。とりあえず蛭ヶ岳までは目的地は一緒らしい………オレは歩きで走らないけど(笑)
こっちは十分休憩(15分くらい)したので、一足先に出発。
そうそう、丹沢山山頂からの眺めは雲の中に入ってしまったのかなんにも見えなかった(´・ω・`)
出発するときになったら、晴れてきたのはせめてもの救い。富士山見たかった。


進行方向を見ると………左にこんもりとした山、あれが目標の蛭ヶ岳

よくわからんけどとりあえずガンガン進むぜ!








どうやら違ったみたいだぜ!
そこから連なった山が見えるもののどれが蛭ヶ岳なのかイマイチわからん(汗)

迷ったわけじゃないので進むしかないんだけど。
途中、後ろから走ってきた先ほどのトレランの人とすれ違いざまに挨拶を交わし抜かされる。ていうか平日とはいえこの人以外に誰も見ないんだが。じいちゃんばあちゃんがもっといるかと思った。


思いっきり雲の中に入ってしまったようで、視界不良。そんなところにアートを発見!何これェ…。

晴れと思ったらまたガスって見えなくなる。これの繰り返し。これから行くであろうところに見事に雲がかかってる(笑)

写真を撮りながら進み、2箇所の鎖場をクリア!鎖場ってけっこうあるのね。


鎖場になんて負けてなるものか!てことでガンガン進むよー。




………あれ?なんか建物っぽいものが頂きに見える。もしかしてあれがそうなの?蛭ヶ岳?この日のゴール地点?折り返し地点?




大正解!蛭ヶ岳山頂に到着!丹沢山塊&神奈川県最高峰!




駐車場から約4時間かけて到着!
それとトレランの人になんかしらんけど追いついた。といってももう出発するようだけど。ここでもお互いのことをチラホラ喋って、お別れ。またどこか出会ったりするんだろうか。


せっかくなので景色を堪能。
先ほど通ってきたところはというと………

うん、まあ、そのなんだ。雲がスゲー、てことだ。
富士山があるであろう方角をみてもサッパリ分からんし。


何層にもなっている雲、普段、空をボーっと見上げることなんてないからこそ、今回見ることができた。それを発見できただけでも良しとするかって状況。それと時折見せる青空の素晴らしいこと。


富士山の方から絶え間なく雲が流れているため、1時間くらい待ってみたけど、景色は相変わらずだった。無念。


トレランの人が行ったであろう方向は悪い天気では無さそうだ。




その2へ続く…