『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』第11話

いまさらながら、ようやく視聴完了。良作に出会えたことに素直に感謝だわ。
花火で成仏しなかっためんま。その後、あの日起こったこと、めんまに対する気持ち、それぞれが抱える葛藤、そういったことを吐露した寺での集会………ってどいつもこいつも泣きすぎだろ(笑)
めんまがみんなを呼び出したこと、ぽっぽが抱えていた苦悩、めんまの死因、なにより、めんまの大事な約束。こういったものがちゃんと回収されたんで、良かったかと。
まさかめんまの大事な約束が、じんたんの母ちゃんからのお願いだったとはね。実は結構前にめんまの願いは達成されていて、消えるのは時間の問題だったのか。
めんまが見えなくなったじんたん、そこからかくれんぼ、めんまの手紙って流れは良かった。流石にウルッときてしまったよ。
その後の超平和バスターズの面々がどうなっていくのか気になるけど、一夏の思い出って感じの青春群像劇だった。援交あなるや女装ゆきあつで中弛みもそれほどなく、超平和バスターズがバラバラになって齟齬が生じていたにもかかわらず、じっくり着実に結束していく過程も楽しめた。
で、「あの花」は勿忘草が有力なようで、花言葉は「真実の友情」「誠の愛」「私を忘れないで」。この作品に見事にしっくりくる。
オリジナルで丁寧に作られている作品は面白い。