『聖剣の刀鍛冶』第1話

原作未読。コミック版は既読。
今期のベタベタファンタジーはこの作品か。
コミック版とはけっこう違いが見られたけど大まかな流れは一緒。つーか、第1話で1巻分をほぼ消費したような………。
制作はマングローブということで安心して見られるんだけど、途中で作画崩壊が多いからなあ。今回はそういったことがないといいけど。
代理契約戦争で活躍した元貴族のキャンベル家の現当主で、独立交易都市ハウスマンの自衛騎士団に属す熱血実戦未経験女騎士・セシリーが町で暴れているどこかのおっさんに愛剣を折られヘタレると。
命の駆け引きの時に凹むってどうなんだ?
セシリーが新しい剣を拒んでいるのは、今のセシリーにとって愛剣がキャンベル家そのモノを意味しているからこそ、愛剣の存在に取って代わるものはないということなんだろうな。
つーかセシリーが人間だろうと悪魔だろうとどんな相手にでも一々自らを名乗るのが長ったらしい。アニメなんだからその辺は省略していいじゃ?
頑固無愛想クールの鍛冶屋・ルークに助けられて、おまけに剣をも切り裂く刀に惚れてストーカー化したセシリー。
セシリーとルークの円滑な挨拶は面白かったけど、「私を見てほしい」は一体(笑)
顔を真っ赤にして慌てふためくセシリーは見ていて笑えた。
店の名前である“リーザ”てのはルークの言い方とリサの表情から、ひっそりと人目を避けるようにして生活をするルークたちに相当の関係があるんだろうなあ。
人外に襲われている現場にセシリーが駆け付けるのは分かるけど、どうしてルークたちも駆け付けるんだ。まだ相手のことを気にかけるほどの関係ではないと思うんだけど。
玉鋼を使った鍛錬のシーンは格好良かった。魔刀が出来上がったところで終わっちゃったけど(笑)
次回は必殺技で悪魔はアッサリ退場かな。