『ティアーズ・トゥ・ティアラ』第18話

“レギアス”とは王道であり王権、そして小さな王という意味。アロウンの目指す“レギアス”とはアルサルを小さな王として育て上げること。
以前、「レギアスの真の意味に気付いた時、お前は死ぬだろう」とアロウンがガイウスに発したセリフから、その時、既にアロウンはガイウスの野望に気付いていたのか。そしてガイウスがアルサルに敗れることも。
籠城戦も今回で決着。次々と魔法を駆使するスィールてかなり強いんじゃ…と思えるくらい活躍だった。モルガンがオクタヴィアから赤い枝の首飾りを受け取り、互いに手を取り合うシーンはこの二人はガチ百合か……て思ってしまったのと、もしかしてどちらかがこの戦場でお亡くなり!?なんて嫌な雰囲気を漂わせてたからびっくりしたよ。
城門が次々と破られリアンノンたちピンチ!で、帝国軍に奇襲をかけるとのたまっていたアルサル一行は……正面突破でしたorzなんか肩透かしだ。押され気味の帝国軍に追い討ちをかけるように、アルサルの必死の呼び掛けにアロウン復活。アロウンはおいしいところ持って行きすぎだろ、と思わないでもないけど登場シーンは格好良かった。
己の野心のためにアロウンに斬りかかろうとするガイウス、一方で復活を喜びアロウンに駆け寄るリアンノン。もしかしてリアンノン斬られる!?て思ったのも束の間、単に空気読めてない正妻だった。
ハラハラしてもおかしくないシーンはあったものの、不思議と緊迫感が無かったなあ。とりあえずアロウン(オガムも?)の目的は碇シンジアルサル育成計画ということも分かったし、籠城戦も終わり一段落。
そして、アルサルたちの父を殺した白い精霊は帝国陛下の庭師でした(笑)その庭師は元老院の連中を亡き者に……。この庭師がラスボスってことでいいのか?