『CANAAN』第1話

セガ×チュンプロジェクトによる『428 〜封鎖された渋谷で〜』のボーナスシナリオのアニメ化。
とはいえ、ボーナスシナリオをそのままアニメ化という訳ではなく、TYPE-MOONによって新たに書き下ろされたキャラクター&ストーリー原案らしく、『428』本編で描かれた“渋谷テロ事件”から2年後の上海を舞台にしているらしい。
原作未プレイなんでそんなこと言われてもサッパリなんだけどね。
第1話ということもあって作画のクオリティは高かったし、上海の熱狂した祭りの雰囲気も出てたし、銃撃シーンでもキャラがよく動く。カナンが回転しながら撃ちまくるのは印象的だった。
どーでもいいんだが、“蛇の頭”て実在する“蛇頭”からきてるのか?
その“蛇”という組織に属しているのがOPから察するにカナンと敵対関係にあるらしいアルファルド、それとダイダラ社のアロウン様カミングズやコーヒー吹いちゃうような姿で登場したリャン・チーという社長秘書(・・・ホントに秘書か?)たち。ヘリでのこの二人の関係には吹いたが。それと仮面を被った連中か。
それに対抗するのが夏目という日本人やカナンが属する組織。大まかに言うとこの2大勢力の争い、そこにマリアたちが巻き込まれていくのかな?
逃げ回っていた連中がぬいぐるみの頭を被っていたのは、共感覚者にされてしまったがために、情報の流入を制御できずに自滅する恐れがあるからっぽいなあ。
理由はどうあれ“蛇”は共感覚者を作り出そうとしてるんだろう。サンタナは逃走できた共感覚者を保護しようとしていた?結局、逃走者は爺さんと小童によって爆死したけど。
五感を同時に機能させる共感覚者ていうのがキーになっていきそうだけど、魔眼らしきものを使っていたカナンもまた共感覚者の一人ということなんだろう。
つーか、また魔眼ですか。奈須きのこは魔眼が好きだな……。