2月の三連休。天気が良さそうな日曜日は2月23日。天皇誕生日であると同時に「富士山の日」でもある。この時期に富士山になんて登れたもんじゃない。それならよく見えるところから富士山を眺めようじゃないか。
ということで4時半に出発し、河口湖畔の無料駐車場に到着したのが6時。
ここから歩いて河口湖駅まで行き、三つ峠駅まで電車で移動。そこから改めて出発だ。
出発準備を済ませ、そこから早朝の寒さに改めて眠気を飛ばし河口湖駅に到着。朝焼けに染まった富士山が駅舎からひょっこり頭を出している。
Suicaは持ってきてないので三つ峠駅までのきっぷを買う。きっぷを買うなんて一体いつぶりだろうw
駅構内にはトーマスでラッピングされた電車が停まっていた。これに乗って20分ほど揺られて三つ峠駅へ。
7時過ぎに三つ峠駅に到着。降りたのはオレ一人だ。ここからも富士山の頭が見える。
達磨石がホームの端に佇んでいる。
大変わかりやすい看板w左上に三ツ峠山山頂が見える。
駅舎できっぷを……
ってかヤマノススメで知った三ツ峠山。ついに着たぞ!
あ、パネルは「放送中」とあるがとうの昔に終わってます。
それではいよいよ出発しますか!
ルートはヤマレコで。
駅舎を出て左に標識。あとは標識どおりに進めば大丈夫。
天使さんおはようございます。
線路沿いに進んで十字路を左へ。
真正面に三ツ峠山を望む。
山頂を望遠で。
そして左には……富士山!
ここは富士山を見せまいとしたシーンがw
山頂はずいぶんと荒ぶってらっしゃる。
634メートル。スカイツリーのてっぺんに到達。
山祇神社で安全祈願。
例のトイレですw
ようやく登山道かな。長かった。
神鈴の滝……人工物すぎる。
登山道になったと思ったらまた林道に……こんなんの繰り返しだった。
車でここまでこれるのか。ここにトイレあり。
と思ったら更に上の登山口まで車で行けるっぽかった。8時。やっと本当の登山口に到着。いやー長かったわ、ホントに。
「山はゴミ箱ではありません」本当にね。この山行で目につく拾ったゴミがいくつもあった。人の多い低山はゴミが目立つねえ。信じられんけどモラルの問題だ。
三ツ峠山の本家達磨石(?)
それではサクサク登っていきましょう。
8時半。股のぞき。
「富士山の日」よく見える。
馬返し。なかなか疲れる山だ。侮ってた。
ここから岩が目立つ道に変わる。
愛染明王塔。
不二石。
お墓とお地蔵様。
風が強すぎて帽子が吹っ飛んでて前掛けが顔に被ってしまっていたw
無事に帰れますように。
自分に似たような顔はあるかな?
親不知。
ここも劇中のままだ。
しかし気をつけねばならないのは凍っている箇所があるということで。マジで怖い。
富士山よーし。
秩父三十四箇所御詠歌文字塔。
大崩落。
雪がまだ残っていたか。
愛宕尊。
坂東三十三箇所観音塔。
どれもだいぶ風化しちゃってるね。
……あトイレ。
機能はしてない。しかも用を足そうものなら余裕で滑落するであろう場所。
坂東三十三箇所観音塔の上に出た。これ屋根踏み外すよね絶対。
すごい崖だ。
ここにも残雪……凍っていて割と危険。
しかし見事な氷柱だ。
一字一石供養塔。
神鈴権現社。ここでも安全祈願。麓の滝と関係があるんだろうねえ。
屏風岩。見事な岩壁だ。
西国三十三箇所観音文字塔。もはや何がなんだか。
ここの氷柱はキレイだった。
氷の欠片。
表面が氷に覆われ内側を水が流れ落ちるという自然が作り上げた芸術。
ここからも富士山がよく見えた。
これは……右だな。まずは山頂に行こう。
上空でゴーゴーと風が唸るような音が聞こえる。これは多分めちゃくちゃ寒い。
開けた場所に出ると案の定、強風でめちゃくちゃ寒い!けどこのまま進む!
振り返ると……素晴らしい眺望だ。
10時。三ツ峠山山頂に到着!
「富士山の日」というだけあって本当によく見える日だ。最高の富士山眺望日和だ。
眼下には富士吉田市街地。
遠くにはわずかに河口湖が見えた。あそこまで戻るのか。
あまりの強風と寒さで指先と耳が千切れそうw
三ツ峠山。それは今しがた登頂した開運山、それと御巣鷹山と木無山この三山の総称だ。
せっかくだ、次は御巣鷹山へ行こう。
が御巣鷹山までの一部の道は雪がてんこ盛り……まあ表面はガリガリなんだけどね。
あと少しだ……山頂が電波塔で支配されている。
とはいえ果たして本当にこれが御巣鷹山なのか……
\(^o^)/
まじかー。
早々に撤退。がここから三ツ峠山(開運山)と富士山が一緒に見えるビュースポット。
四季楽園に到着。入り口にヤマノススメのポスターが。
休憩場所は有料なのでスルー。
少し先に進むと眺望良しの開けた場所に出た。
南アルプスがよく見える。
甲斐駒ヶ岳だったかなあ?
八ヶ岳。
三つ峠山荘。
犬が警戒マックス!あ、怪しい人間じゃございませんよ?
ここからの富士山。
山頂は相変わらずの暴風かな?
風のない休憩場所を探し、見つけたのは崖w
誰もおらずのんびり過ごす。眺望が素晴らしい。
三ツ峠山山頂。
一時間ほど休んで11時過ぎに出発。
木無山は分岐に標識あったようだがただの看板だと思い、全く気づかず華麗にスルーしてしまったw
サクサク下山。めちゃくちゃ強風の開けた場所から右には河口湖、左は富士山。素晴らしい。
それにしてもけっこう下がってきたのにまだまだ風が強く冷たい。
杉に囲まれた道は無風で暖かい。鳥のさえずりもやっと聞こえてきた。
ちょっとややこしい分岐。下でも上でもない真ん中の平坦に近い道を進む。
暫く歩くと林道に出て、向かいにある登山道を進む。
13時前に天上山に到着。ここらへんになると軽装な人がチラホラと。
すると銅鑼の音が……え?
展望台は写真の撮影待ち……これはいったい。てことはそろそろロープウェイかな?
天上山公園カチカチ山ロープウェイに到着。凄い人だ。
まったく落ち着けないし疲れてないのでロープウェイは使わずで先へ進む。ナカバ平展望広場。
ここも眺めが抜群だ。
富士山。
河口湖。
13時過ぎ。登山口……というよりハイキング入口に到着した。山岸旅館の駐車場になるのかな。
駐車場に戻ってきた。
駐車場は満車。
日帰り入浴も気になるところに連絡したが今日は日帰り入浴はしていないとのこと。だったらHPに載せてくれませんかねえ。
しかし汗を流したい。しかもどうせなら露天風呂が望ましい(おい)
結局、山中湖にある「石割の湯」へ。入口は滅茶苦茶混んでたけど入ってみればそうでもなかった。
こういうときは宿泊施設の日帰り温泉より専用施設がいいということがよくわかった。
で、せっかくだから以前、富士山がよく見れた「山中湖交流プラザ きらら」へ。ここの湖畔から富士山でも。
まずは白鳥(ん?)
そして山中湖からの夕暮れ近い時刻の富士山。
ここで赤富士を見るには位置的に夕日ではなく朝日なんだろうな。
ヤマノススメで知った三ツ峠山。そしてグレートトラバースで山頂付近から夕日に染まる富士山とススキが赤く染まった風景を見てこれはぜひとも見ておきたい。しかしそうすると下山時はナイトハイクとなるどろうから一度は下見をしておきたい……涼しいときに。で決行……寒すぎたわw
帰りは高速で、と思ったが事故渋滞らしいので結局、下道で帰宅。
眺望はよく登り甲斐もあって楽しい山行でした。
次は秋の三ツ峠山かな!