前日の妙義山から体調が悪くなっていたので翌朝はどうなっているかと4時に起きたら少しばかり調子が良さそうだ。
それじゃあ当初の予定通り行きますか!荒船山へ!
5時過ぎに内山峠に到着。すでに2台ほど車が止まっていた。朝早いねえ。
ルートはヤマレコで。
朝食を取っていざ出発!登山口は駐車場の右奥。
天気が午後から崩れそうとのことだったので午前中も天気が良くないかもなあと思っていたが見事な朝日が差している。
なんとも神々しい荒船山の艫(とも)岩。これからあそこまで行くんだなあ。
鎖場というかロープ場はちらほらある。
あれ?もう目の前に尾根が見えてきた。結構近いんだな!なんて思ってましたこの時は。
道はしっかり整備されている。
狭岩(はさみいわ)修験道場跡
日陰には雪の名残があった。
木が根からごっそり大地から引き剥がされていた。
おかしいな!あまり近づいているように思えない!
一杯水。
ここを過ぎると濡れた岩場が連続する。
うーんあと少しかな?
ってことで7時前には尾根に出れた!
避難小屋方面へ向かう前に崖の切れ端に行ってみよう!と本ルートの途中で左折。
これは凄い。大地にも寿命があるのではないかと思わせてくれるような光景だった。
もう少し進むと先端に出れるっぽい。でも足元が脆そうだ。
が、行ってみることに!…そこからの眺望はなかなかのもの。
ただし、この荒船山は滑落事故が頻発していることは事前調査済み。なので下はあまり覗かないようにし早々に退散。きっと覗く時に木につかまったいたが予想以上にシナってバランスを崩してそのまま…て感じなのかなと勝手に推測してみる。
避難小屋に到着。
そこからすぐのところに艫岩…断崖絶壁である。
親切にも方位盤があった。
妙義山。そこから方位盤にあるように左にぐるっと見回す。
忘れもしない日光白根山だろうか。
雲がかかっているが浅間山。
白馬に
槍ってところかな。
ここの眺望は抜群だ。北アルプスの全景が見れるとは思わなかった。そんなわけで北アルプスを眺めてみた。
下はこんな。こりゃ落ちたら助かりませんよ。
それじゃ先に進みましょう。
祠が点在している。
なだらかな尾根。ここにキャンプ指定地があったら最高だと思う。
分岐を行塚山へ。
これはまた急登ですな。
南アルプス方面は靄っていた。
てことで経塚山(行塚山?)山頂に到着!ここが荒船山山頂にもなるのかな。
ちょいと気になった星尾峠へ行ってみる。もしかしたら眺望がいいのでは?なんて期待を胸に抱いて。
ザレ場をトラバースして…
7時50分星尾峠に到着だ!
…うん。戻るか。
往復で怖かったのは右に傾いているこの鉄橋。濡れているのかツルツルとよく滑る。当然右に落ちたら大怪我必須です。
往路でも思ったが鳥のさえずりが非常に心地いい。
たぶん荒船山の尾根で最高地点はおそらくここ。
往路でスルーしたクリンソウ群生地でも。
説明文だけ見ると何も解決してないっていうね。
皇朝最古修武之地の石碑。
この木も今にも根から倒れそうだ。
10時に駐車場到着!ご覧の通り満車です。
やっぱり早出早着は基本だな。
そもそも荒船山ってどんな山容なん?てことでこんなんです。
本当に船のような形の印象に残る山。
艫岩。切り立った断崖絶壁。
2枚とも内山牧場への分岐の道とトラックも止まれる一時駐車場のような場所で撮影。
近くから山容を取れる場所が無かったので見つけたときは嬉しかった。
下山後の楽しみでもある温泉は「荒船の湯」へ。
サッパリしたら「道の駅しもにた」で昼飯の白髪ねぎラーメン。
いつものパターンで量が多くて安い地元産の野菜をゲット。下仁田ネギと幟をよく見かけた椎茸、その他諸々…こんにゃくは買わなかったが。他にも牧場が近いからか乳製品にも力を入れているようで、今回たまたま目についただけかもしれないが下仁田は地元産で頑張っている、個人的にはそんな好印象な場所だった。